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パターのライ角について

2022/3/31(木)12:42

パターがとても苦手なので、ショップに行ってはよく転がしています。
工房で転がしていると、アドレス時のトウアップを指摘されました。
ライ角通りに構えるのが、基本で良いとは思いますが、皆さんはどの様に考えていますか?

ライ角通りに構える、ライ角を調整する、長さを調整して構える、等。
もし、ライ角を調整したことがある方、効果等教えてください、参考にしたいです。
現在は、オデッセイ#7 ベントネック、34インチを使用中です。

よろしくお願いします。

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回答 9件

1〜9件/9件
  • 2022/3/31(木)22:07

    現在使用しているパターは、ダブルベントシャフト、フェースバランスのマレットタイプですが、ライ角を大きく変更し、75度です。
    皆様の言う様にライ角通りに構えるのも正解ですが、私は道具で何とかしちゃおう。改造するのってとても楽しい。って考える人なので、その時の話を。
    DIY改造ですが、変更するまでの経緯、方法、注意点などを記載します。
    非常に長文になりますが、参考になればと思います。

    まず、経緯です。
    ストロークはなるべく真っ直ぐに動かしたい。
    シャフトの振り子運動を、出来るだけ垂直に近づけたい。
    球は目の真下に置きたい。
    使いたいパターは決まってるが、自分の思う様に構えるとパターのヒールが浮く。
    座りが悪いし、フェースが右を向いている様な気もする。(実際、右に押すミスも多い)

    方向性は質問者さんとは逆ですが、これが私がライ角を変えよう。と思った経緯です。

    使いたいパターはすでに決まっていて、そのメーカーはライ角変更を対応してくれるメーカーではありません。
    知り合いの二軒の工房に持ち込み、相談した所、一軒はベントシャフトのライ角変更は、今はもうやってない。
    もう一軒は、変更する事はできるが、変えられたとしても1度程度。シャフトが折れるから5度は無理です。という回答を得ました。

    これでDIYで曲げるしかない。となりました。

    DIY方法です。
    やり方はシャフトのベント部分をバーナーで炙り、高温にして曲げる。というだけの単純な力技です。
    まず、クラブを水平に何かに固定します。この時に、ヘッドのライ角、ロフト角をちゃんと計測出来る様な工夫が必要です。
    私の場合、クラブはシャフト抜き機に固定し、フェース面でロフト角、トップライン部分でライ角が計測出来る様にしました。
    計測にはデジタル角度計を使い、固定したら、ノーマル状態の各部をきっちり計測し、曲げ作業にかかります。
    ダブルベントネックの背面側を炙り、シャフトが赤く焼けるまで炙ります。
    この時、背面側以外を炙らない方がいいです。
    炙ると必ず焼き痕が付くからです。あとで消す努力はしますが、完全には消えないので、人様から良く見える正面側はなるべく避けましょう。
    焼き痕を防止する為に、アルミ箔などで包む方法もあるんですが、熱が伝わりにくく、バーナーを当てる時間が長くなるので、私は採用しませんでした。

    シャフトが赤く焼けるまで高温になると、左手に軍手を2枚履きし、ヘッドを持って目的の方向に軽く力をかけて曲げます。しっかり熱が入ってると簡単に曲がります。
    目的の角度まで曲げられたら、焼けた部分に水をかけて冷やします。
    その後、各部を計測し、目的の数値になれば、仕上げ工程に移ります。目的の数値になってないなら、水気をとり、再度バーナーで炙る。の繰り返しです。
    何度の繰り返すと強度が落ちると思うので、回数は少ない方がいいです。
    数値が決まれば、仕上げに入る前に、一度構えたり、球を転がしたりして、必ずフィーリングを確認しておきましょう。

    仕上げといっても焼き痕を消す為に、サンドペーパーで磨く作業です。私は400番、800番、2000番の順で磨き、最後にピカールで全体を磨きました。
    これで完成です。

    注意事項です。
    バーナーホームセンターで手に入りますが、危険を伴うので火気、火傷に注意して下さい。
    焼き痕を完全に消すのは難しいです。ある程度は同一なメッキ色に戻せますが、太陽光の反射の仕方などに違いが出る為、良く見ればわかります。意匠的な面を気にするならお勧めしません。
    焼き時間が長いと、ヘッドとシャフトの接着を溶かしたり、ヘッドの塗装が浮いてめくれる事もあります。
    ベントシャフトの場合、ライ角を大きく変更した場合、シャフトに対してのヘッドの重心点がズレます。その結果、フェースバランスでは無くなる可能性があります。
    又、ロフトやオフセットも変わる可能性があるので、作業としては単純でも考える事、注意すべき事は多い。と思っておいて下さい。

    最後に、苦労してやった価値はあったか?
    最初に書いた経緯の部分に対して、私には大きな効果がありました。とお答えしておきます。

    あと、これは色々実験している内に感じた事です。
    元々のライ角70度の時は右に押すミスが出やすかったのに、一度、ルール最大まで曲げてみようと、ライ角を80度にしたら引っ掛けるミスが出る様になりましたね。
    色々とトライアンドエラーを繰り返して、最終的に行き着いたのが34インチ、75度という数字です。
    1度や2度ではそうそう変わらないのかもしれませんが、パターのライ角と言うのは、意外と侮れない要素だと思います。

    参考になればと思います。

  • 2022/3/31(木)20:31

    標準より3度ほどフラットなパターを作りました。構えやすくなりますよ。
    トウが上がって影響が大きいのは重心位置が高くなることです。パターにもよりますが極端にトウが上がるような構えで打つと芯でうてなくなります。

  • 2022/3/31(木)18:33

    すみません。1つ訂正です。

    1mで0.4mmではなく、4mmの間違いでした。
    お詫びします。

    それでも微々たるものかと思います。

    5mになれば2cmになりますのでボール半個分ですが、その前にその精度で打てるかどうかが問題の気がします。

    しかし5度もライ角変えて打つことは少ないはずなので、実際はもっと誤差は少ないと思いますね。

  • 2022/3/31(木)18:16

    一度、パターフィッティング受けてみるのも、一考かと思います。
    ゴルフ仲間で、貴殿のように、トウアップの構えでパッティングしていた方が、フィッティング受けてセンターシャフトのパターに変えて頗る調子良くなっております。

    参考まで

  • 2022/3/31(木)17:24

    パターのライ角は、市販で9割がた70°〜72°に収まります。パッティングのアドレスで、どの程度の前傾が、ゴルファーによって、パターヘッドを真直ぐ引きやすい、あるいは安定したアークを描きやすいか違うということです。深くクラウンチングするのがしっくりくる人もいれば、可能な限り体に近いところでストロークするのがしっくりくる人もいるということです。

    まずは自分にとって揺らがない前傾角度を見つけ出すということ。次にパターのライ角が問題になります。毎回、スィートスポットでボールとコンタクトできれば問題はないのですが、極端なトゥアップ、または極端はヒールアップでボールの芯をほんのわずか逸れただけでフェイスの向きは微妙に変わってしまいます。

    どのライ角が確率的によいかを試す方法があります。つるやのアクセルブランドにライ角調整機能の付いたパターや、そのほかにも調整機能のついたパターはあります。ショップにあれば適正ライ角は試せます。無論、ご自身がもっともスムーズに安定したラインにテイクバックできる前傾角度を見つけている前提にはなりますが。


    余情残心

  • 2022/3/31(木)17:17

     パターのフィッテイングを行ったことがありますか。ドライバーやアイアンはよく試打を行うことと思います。自分もそうでした。しかし、パターのフィッテングを行ったところ、自分のイメージとタイプが違うことが数値ではっきりと分かりました。スイングタイプがアークタイプだと信じ切っていましたが、数値はストレートの代表的なもの、という診断がでました。ライ角、ロフト角も標準より1度程度調整した方がよいという結果が出て、それに従いパターを選び購入しました。それ以降、パターは結構好調です。パターこそフィッテイングを行って購入すべき、というのが自分の考えです。

  • 2022/3/31(木)14:39

    パターがそれなりに得意ならどんな選択肢でも良いとは思いますが、とても苦手とおっしゃるなら(調整していないノーマルの)ライ角通りに構える、の一択です。

    パターが上手い人の共通項、条件というものの中に「アドレス・ストローク時に飛球線方向(カップ方向)から見た時に左腕の肘から先とシャフトがほぼ一直線」というものがあります。

    質問者様はトゥが浮くくらいなのでそれよりかはハンドダウンしている、左腕とシャフトに大きく角度がついているということになります。

    前傾せずに左手一本でパターを持ち、肘は地面を向くように腕を水平まで上げます。
    フェースが体の真左を向く訳ですが、左の親指が真上を向く様に持ちシャフトを垂直にした状態を作ります。
    これが極端ですがハンドダウンでシャフトと腕に角度がある状態です。

    対して親指が真正面を向く様に持ちシャフトが水平になるように持ちます。
    これが腕とシャフトが一直線になった状態です。
    腕とクラブの重さを支えるにはこちらの方が力が必要ですが実際のストローク時にはヘッドが下にあるのでほぼ関係ありません。

    両方の状態で腕が水平を保ったまま軽く上半身、肩を左右に水平に揺すります。

    シャフトが垂直な状態ではクラブやヘッドの重さに腕力、リストが負けてヘッド、フェース面が大きく動き体の運動量と同調させづらくなります。
    シャフトが水平な状態では垂直より遥かにヘッド、フェース面の動きが小さくなり体の運動量と同調、比例させやすくなります。

    この比較でハンドダウンでストロークすることで、方向性やタッチが安定しなくなる事がわかるかと思います。
    なのでハンドダウンの人はパターがどうしても下手になってしまうのです。

    ですからハンドダウンのアドレス、ストロークに対してライ角を合わせても意味がありません。

    身長が2mあるとか140cmしかない、とかでなければノーマルのライ角のパターで左の肘先とシャフトが一直線になる様にアドレス、ストロークしてみてください。
    その中で短く持ったり色々なグリップをすることは問題ありません。

    余談ですがこの一直線を意識せずとも作れる究極が長尺パター、ということになるのだと思います。

  • 2022/3/31(木)13:34

    昔、何かの雑誌でパターのライ角を変えて実験をした結果が載っていました。
    それによるとパターのライ角はボールの転がる方向にはほとんど影響ないとの結果でした。
    ドライバーがそうであるように、ロフト角がほとんどないクラブに対してはライ角の影響はほぼ無いといって良いでしょうね。(パターはドライバー以上にロフト角は無いので)

    簡単な計算方法があります。

    フェースの向きがズレる角度=適正なライ角からズレている角度×(ロフト角/90°)

    つまりロフト角5度のパターのライ角が70度として、アドレスで75度で構えたとします。
    すると5×(5/90)≒0.27度だけフェース面がズレていることになります。
    その影響は三角関数で計算するとわかりますが、1m距離に対し0.4mmほどです。

    どうでしょうか?
    それ以上に打ち方でズレている気はしませんか?
    それくらい関係ないってことですね。

    机上の理論ではライ角の影響はありますが、アイアンのようにロフト角が多いクラブは影響あってもパターやドライバーは神経質になるほどじゃ無いっでことですね。

    毎回アドレスが微妙に違うだけで実際に打つ時のライ角は変わります。
    ボール位置が前後にボール半個違うだけで、実際は1〜2度ライ角が変わることになります。

    それらと「真っ直ぐ転がせる」のは話が別です。
    有名なところでは青木功がトゥを上がて打ちますがパターの名手で有名ですし、逆に最近のプロはヒール側を上げて打ってる選手も多いです。

    もっと言うと、昔はボールの真上に目が来るように言われてましたが、鈴木愛や稲見などはボールが目の位置よりも遠いです。
    だからこそ“パターに形無し”なんて言うのじゃないでしょうか。

    自分の心地良いアドレスをまず見つけること(パターの長さやライ角は無視して)で、それに合うパターを探す方が良いと思いますね。
    そこで長さが決まってきて、そのあと重量やヘッド形状などが決まると思います。

    それでも永遠に同じ打ち方で同じパターってことは無いので、試行錯誤の連続ですね。
    ライ角合わせて真っ直ぐ転がせるほどパターも簡単じゃないですから。

  • 2022/3/31(木)13:16

    自分のパッティングスタイルにライ角は合わせます。
    以前は棒立ちの構えからボールを近め置いて71°のライ角と34インチのパターを使用していました。
    現在は深めの前傾姿勢からボールを離した位置で68°のライ角と33インチのパターを使用しております。
    パターはライ角や長さ、ロフト角を指定しても吊るしの価格で良いピンのパターです。

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