タイトリストアイアンの選び方と最新おすすめモデルを紹介【初心者〜上級者必見】
タイトリストは、ゴルフボールをはじめとする幅広いゴルフ用品で人気を集めている信頼のメーカーです。その高い品質は、プロや上級者はもちろん、多くのゴルファーから支持されています。中でもアイアンは、プレーヤー目線で設計された“使いやすさ”が大きな魅力です。
この記事では、そんなタイトリストの豊富なアイアンの選び方と、注目の最新モデルをご紹介します。
タイトリストは、1932年にフィリップ・E・ヤングによって設立された、アメリカ・マサチューセッツ州フェアヘイブンに本社を置く総合ゴルフ用品メーカーです。ゴルフボール分野において世界ナンバーワンの実績を誇り、特に全米オープンでは1949年以降、75年連続で使用率No.1を維持。ドライバーからパターまで幅広い製品ラインナップを展開しており、中でもボーケイウェッジやスコッティ・キャメロンのパター、プロV1シリーズのボールは、世界中のプロからアマチュアゴルファーに至るまで高い評価と支持を得ています。
タイトリストのアイアンにはぶっ飛び系の中空構造を採用したTシリーズと、本格的なマッスルバックデザインの620シリーズがあり、それぞれ異なる特性を持つ幅広いラインナップを展開。これにより、競技志向の上級者やプロゴルファーはもちろん、ゴルフを楽しむ初級者・中級者まで、プレースタイルやレベルに応じて最適なアイアンを選ぶことが可能です。
タイトリストのアイアンは現在7モデルを展開しており、過去10年以内に販売されていたモデルを含めると40モデル以上にのぼるため、その中から自分のプレースタイルやレベルに合った最適なアイアンを見つけることが重要です。ここではタイトリストアイアンの選び方を紹介します。
昨今のアイアンはモデルによって設計が異なり、同じ番手でも飛距離が2〜3番手分変わることがあります。自分に合ったアイアンを見つけるためには、単に番手で選ぶのではなく、自身の飛距離に合ったモデルを選ぶことが重要です。
例えば、タイトリストの現行モデルにおいて、飛距離性能を重視した「T400」の7番アイアンはロフト角が26度であるのに対し、操作性を重視したマッスルバックの「620MB」は35度と、同じ7番でも9度もの差があります。そのため、アイアンを選ぶ際には飛距離だけでなく、ウッドやユーティリティ、ウェッジとの番手間の飛距離ギャップが大きくなりすぎないよう、全体のバランスを考えたモデル選びが大切です。
アイアンの打感は、コントロールショットを打つ時に重要な要素です。フェースの弾き感や食いつき感は、スイングにも大きく影響するため、自分の感覚に合った打感のモデルを選ぶことが大切です。
打感は、アイアンの素材やヘッド形状、フェースの打点部の厚みによって大きく変わります。タイトリストのアイアンには、インパクトの瞬間がはっきりと伝わる“弾き感”を重視したモデルから、ボールがフェースに乗る“食いつき感”を追求したモデルまで、さまざまな打感を備えたラインナップが揃っています。
アイアンの重さはスイング軌道やボールの弾道に影響を与えます。重めのセッティングは、スイング軌道を安定させて、ボールの捕まりがよく、気持ちの良い打感が得られます。軽めのセッティングは、振り切りやすくなるため、パワーのないゴルファーでも飛ばせるという特徴があります。
ヘッドサイズは、構えた時に安心感のあるサイズを選びましょう。自信をもって振ることができることが良い結果に繋がります。また、スイングタイプに合ったヘッドを選ぶのも大切です。球筋を操作したい方はコンパクトでソール幅の狭いタイプ、打点のばらつきが多い方や、払い打ちをする方はブレードが長く、ソール幅の広いヘッドがおすすめです。
タイトリストのアイアンは、世界中のツアープロに愛用されており、その性能の高さから「上級者向け」というイメージを持つ方も多いかもしれません。現在のラインナップには、Tシリーズの4モデル(T100・T150・T200・T350)と、620シリーズの2モデル(620MB・620CB)、さらにユーティリティタイプのU505を含めた計7モデルが展開されています。また、T100・T150・T200・T350には、精悍な印象のブラック仕上げモデルも用意されています。
タイトリストの「Tシリーズ」は、初心者から上級者まで、プレースタイルに合わせて最適なモデルを選ぶことが可能。現行ラインナップはT100・T150・T200・T350の4モデルで、数字が小さいほど上級者向けの設計となっており、操作性と打感を重視するプレーヤーに対応しています。
T400アイアンの特徴は、薄肉に仕上げたフェースによる高い反発性能と、タングステンウェイトによって実現した深く低い重心設計にあります。ロフトを立たせながらも高い打ち出し角を実現し、シリーズの中でも最も飛距離性能を重視した中空構造のモデルです。
ユーティリティに近い性能を持ち、自然と高弾道・低スピンのボールが打てるため、番手に応じた適切な弾道の高さを保ちながら、7番アイアンでロフト角26度という立った設計により、他のアイアンと比べて約2番手分の飛距離アップが期待できます。
アイアンの飛距離に悩んでいる方には、ミスに強くやさしさを実感できる、非常に扱いやすいモデルです。
ずっとピンのGシリーズを使ってましたが、何となくショップで試打したら、打感も良く、距離、方向性が良かったので、即購入。
シャフトも色々試しましたが、105Tが、一番打ちやすく、見た目もカッコ良く、大満足です。
T350アイアンは、中空構造を採用することで、ミスヒットへの寛容性と飛距離性能を高めた、タイトリストの中でも“やさしさ”を重視したモデルです。ヘッド内部には高比重タングステンウェイトを搭載しており、重心を深く・低く設計することで、高弾道で安定したショットが打てるようになっています。
また、フェース裏側にはタイトリスト独自の「マックスインパクトテクノロジー」を搭載。打点のばらつきに強く、初速の安定とソフトな打感の両立を実現。構えた時にはやや大きめのヘッドが安心感を与え、7番アイアンのロフト角は29度とストロングロフト設計でありながら、番手にふさわしい高さの弾道をしっかりと出すことが可能です。
芯を外しても飛距離ロスやブレが少ないため、アイアンに安定感を求めるゴルファーにぴったりのモデルです。
T200はT400やT350と同じ中空構造のモデルですが、ヘッドのサイズがコンパクト化されて、コントロール性能をより重視したモデルです。
ヘッド内部にタングステンウェイトを内蔵して、マックスインパクトテクノロジーを搭載しているのはT350と似ていますが、T200はよりアスリート志向のゴルファーに支持される設計となっています。
7番アイアンのロフト角は30.5度で、構えた時にはややコンパクトなヘッドが難しさを感じさせますが、実際に打ってみると寛容性の高さと飛距離性能が感じられ、見た目以上のやさしさが体感できるアイアンです。
T100Sからの買い換えです。
これまでのT100Sは素晴らしいパフォーマンスで
とても気にいったアイアンですが
ロングアイアンだけでなくショートアイアンでも
高さはあってもスピン量が少なく固いグリーンで
止められないとか、落下地点からイメージより
ランが出てしまうケースがありました。
また、打感も打音も良い方だと感じていますが
T100使いの友人とレンジで並ぶと打音の違いが
明らかで、新製品の買い換えはより
スマートフォルムでスピン量が多くソリッドな
打音のT100後継モデルをと考えていました。
ロフトが寝ている飛距離マイナス分は
2023テクノロジーが解決、7y程度に
縮小していれば許容範囲かなぁとの
希望的憶測でT100とT150を全ての
セットアップシャフトで比較しながら
試打、結果T150を選択、オーダーに
至りました。
参考になりそうな感想トピックなれば幸いです。
※プレイヤースペック
・HS43/ドライバー/飛距離250y程度
・スコア75-85ぐらい
※項目
・飛距離
ロフト差マイナス2度の影響は大きく
T100は良いインパクトをしても番手の
イメージに対して明らかに飛ばないと
感じるためスィングに力みが入る感じが
あります。また、ミスミートではしっかり
飛距離ロスになります。
T150は弾き感が強い訳ではないのに
しっかり距離を出せ、方向性や球筋に
集中できる余裕がある感じでした。
楽に振れるのでミスミートしにくい上に
芯を外しても極端に飛距離ロスしないので
多くのゴルファーに十分な武器になると
感じました。
・打感
両モデルともインパクトの衝撃を感じない
ほど柔らかいです。これまで使用してきた
T100Sの方が手ごたえ感はあると感じました。
・方向性
T100はフェイスがターンがしやすく
ドローバイスにあると思います。
良くも悪くも操作性が高くいろいろな
球が打ち易い(意に反して出易い)。
T150は直進性が強くフェイスターンが
控えめなのでストレートからフェードが
打ち易いと思います。
・高さとスピン
両モデルとも打ち出し、最高到達点、
ランディングアングル、スピンなど、
メーカーの謳い文句通り素晴らしい数値です。
またT150はロフトの寝ているT100と
同じくらいスピンが入ります。
・総評
T100Sが素晴らしくも進化の余地は無いとの前提で
より球が止まるであろうT100購入のための
試打でしたが、T150で飛距離を落とさずに
球も止めることが可能だと実感しました。
タイトさんの技術進化に感動してしまい、
カスタムのW48度含めT150を予約購入するに
至りました。
T100はPGA使用率が高いとのことですが
バンスも控えめなので日本の和芝に合うか
どうか、打ち方の工夫も必要かと思いました。
自分には重すぎない105Tのシャフトが
ベストマッチでしたが、是非試打を。
ハイスペックなのに難易度が低く、クールで
打感よし!
イチ推しです!
T150アイアンはツアープロに求められる操作性や打感を維持しつつ、わずかに飛距離性能とミスへの寛容性を加えたモデルです。ヘッド内部にはタングステンウェイトを搭載し、フェース裏にはマッスルチャンネルと呼ばれるテクノロジーを採用することで、しっかりとしたフィーリングを保ちながら、高初速と心地よい打感を実現。
7番アイアンのロフト角は32度とやや立っており、T100よりもわずかに飛距離が出やすいため、操作性とフィーリングを重視しながらも、少しでも飛びを求めたい上級者におすすめのモデルです。
マーベラス!素晴らしいの一言!!
アイアンの距離や精度落ちてきて迷走していたところで中年となりどちらかというと易しめの物へと移行していたが物は試しにと試打してみると打感の気持ちよさは抜群!!
そしてロフト体系でいえば7番で34度と現代ではクラッシックロフト扱いとなるはずだが飛距離もT100の前に使用していたアイアンより1番手違うのにもかかわらずキャリーで160yard前後とびっくりの平均値。何より球がよじれない。
コンパクトで薄いブレードがダウンブレードに打ち込むイメージが湧きやすいのもいい!
寛容性もあり、曲げようとすれば素直に反応してくれる。
デザインシンプルでかっこよく飽きが来ない感じなのも良い!
モーダス115との組み合わせも良いのだと思います。
毛嫌いせずに一度打ってみることをお勧めします。
GTシリーズのドライバーの価格を見るに間違いなく次期Tシリーズのアイアン価格もグッと値上がりすること確定でしょうから今のTシリーズでビビッて来た人は購入しておいた方がよさげな気がしますね…
結局人それぞれで、大きなフェース面でストロングロフトが易しいと感じる人もいるだろうし、コンパクトでクラシカルなロフトのアイアンを使いやすく易しいと感じる人もいるということでしょう。
何をもって易しいと感じるかは人それぞれなんですよね。
T100は、多くのツアープロに使用され、高い評価を得ているタイトリストの代表的なツアーアイアンです。ヘッド内部にはタングステンウェイトを内蔵しており、重心位置を最適化することで、操作性を最優先にしながらも一定のミスへの寛容性も確保しています。
ヘッド形状はT150と共通のデザイン思想に基づいていますが、T100の方がややコンパクトな設計です。7番アイアンのロフト角は34度と、Tシリーズの中では最も寝ているため、ボールが自然と上がりやすく、優れたコントロール性能を発揮するモデルとなっています。
620シリーズは「MB(マッスルバック)」と「CB(キャビティバック)」の2種類が用意されており、それぞれヘッドの形状や重量設計に違いがあります。共通点としては、クラシックなロフト設定、軟鉄鍛造による柔らかな打感、そして美しいフェースデザインが挙げられます。ツアー仕様の上級者向けアイアンで、ミスへの寛容性よりも、正確なショットや緻密なコントロール性能を重視した設計となっています。
タイトリストのフィッティングに申し込み、様々なスペックを打ち比べた上で購入
上記のシャフトに標準-0.5㌅が自分のスイングには最も打点が安定しました。
打点が揃い、スピンも打ち出し角も良くなり、降下角が適正になったことで推奨されました。
担当のフィッターさん曰くヘッドが難しいというのは無く、合うクラブかどうかだと言っていました。 セレクトショップ限定なので試打必須です。 吊るしで買うなんて勿体無い。
「やさしさ」
寛容性、打点のズレにはシビアだと思いますが、変な方向に大きく飛んでいかないのは○です
「構えやすさ」
素晴らしいです。
「操作性」
フェースに乗る感覚があるので左右、高低自在だと思います。(自分はこれから練習します)
「打感」
非常にやわらかく感じます
「方向性」
スイングが固まっている人ならシャフト、長さの組み合わせでどうとでもなります
「コストパフォーマンス」
23年6月で新モデルも無く値引きは期待薄
これは仕方ないです。
PWのロフトも47°なので下にウェッジ2本、3本どちらにも流れが良いのも〇
620CBは、クラシックな製法で仕上げられた、伝統を感じさせるキャビティバックアイアンです。ロングアイアンである3番、4番にはタングステンウェイトが使用されており、重心設計を最適化。一方、5番以降の番手には軟鉄鍛造のみが使用され、シンプルでピュアな打感が特徴です。
コンパクトで美しいヘッド形状は、ボールの操作性を重視して設計されており、打ちたい弾道を自在にコントロールしやすい構造です。7番アイアンのロフト角は34度とやや寝ており、スピンをしっかりかけた高弾道ショットが打ちやすくなっています。
操作性に優れている反面、ミスヒットにはシビアで、芯を外すと飛距離のロスが生じやすいため、寛容性よりもコントロール性能や打感を重視する上級者に適したモデルです。
久しぶりにマッスルバックを練習場で試打してみましたが振りやすい印象。元々、マッスルバックを長く使っていたこともあり、やたら打ち易く感じました。シャフトが少し拾ってくれる様な動きのあるAMTだからというのもあるとは思いますが。やはりマッスルバックはしっかりとフェースをターンさせないと飛距離が出ませんが、そこまで入射角をキツめにしなくても大丈夫なので、やはり重心高は低くなってると思います。ダブりのミスには弱いので練習場ではハーフトップで良い感じかと。ロフトから考えても特に飛ばない印象は無いものの、5番から上はシビアでしょうね。4はT200、5はT100にしてあげれば80台の人には面白いセッティングになりそう。確かに小顔ですがブループリントよりは大きい…笑。あれは小さ過ぎ。こちらもビビるくらい小さいものの少し丸みがあるので慣れてくればそこまで威圧感はなくミズノプロの221と比べても構え易さは際立ってます。ダウンブローは必須ですが7番でキャリー160yが打てる人なら問題なく使えます。打感は個人的にはミズノプロ、テーラーより好き。非常に湿った感じの柔らかさが堪らない。キャビティよりマッスルの方が飛ぶというのは普通にある話なので、見た目や他の人の評価で敬遠している人は打ってみた方が良いです。あれ?となる人もいると思います。
620MBは、軟鉄鍛造によって仕上げられた、タイトリストの伝統的なマッスルバックアイアン。複合素材を使用せず、軟鉄のみで構成されたワンピース構造により、スイングの細かなニュアンスがそのまま弾道に表れる設計となっています。
ミスヒットへの寛容性はほとんど期待できない反面、正確なフェースコントロールを可能にする操作性の高さが特徴。7番アイアンのロフト角は35度と、現代のアイアンの中では非常に寝ている部類に入り、スピン量の多い高弾道を打ちやすくなっています。
ヘッドは非常にコンパクトで、トップブレードも薄く、シャープなシルエットは、ボールを正確にとらえる上級者のために設計されたモデルです。
商品名 | 画像 | 累計の 総合評価 |
価格 | スペック | クチコミ 件数 |
やさしさ | 構えやすさ | 操作性 | 打感 | 方向性 | コスパ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
T400 アイアン(2022) |
|
143,000円(5本) |
ヘッド素材:17-4ステンレス、タングステン・ニッケル ロフト角(#7):26° ライ角(#7):63° |
0件 | |||||||
T350 アイアン(2023) |
|
165,000円(6本) |
ヘッド素材:軟鉄 ロフト角(#7):29° ライ角(#7):63° |
4件 | |||||||
T200 アイアン(2023) |
|
165,000円 |
ヘッド素材:軟鉄 ロフト角(#7):30.5° ライ角(#7):63° |
12件 | |||||||
T150 アイアン(2023) |
|
165,000円(6本) |
ヘッド素材:軟鉄 ロフト角(#7):32° ライ角(#7):63° |
12件 | |||||||
T100 アイアン(2023) |
|
165,000円(6本) |
ヘッド素材:軟鉄 ロフト角(#7):34° ライ角(#7):63° |
11件 | |||||||
620 CB アイアン |
![]() |
129,600円(5本) |
ヘッド素材:軟鉄、ステンレス、タングステンニッケル ロフト角(#7):34° ライ角(#7):63° |
4件 | |||||||
620 MB アイアン |
![]() |
129,600円(5本) |
ヘッド素材:軟鉄 ロフト角(#7):35° ライ角(#7):63° |
9件 |
タイトリストの強みはツアープロの使用率が高いので、常に最新のフィードバックを製品の開発に生かしていることです。このようなタイトリストのアイアンは、本格的なマッスルバックからやさしい飛び系までたくさんのモデルが揃っています。その中から、自身に好みやゴルフスタイルに合う最適なアイアンを見つけて下さい。