- Deltic(12)
- 年齢:48歳
- 性別:男性
- ゴルフ歴:11年〜15年
- 平均ヘッドスピード:46m/s〜50m/s
- 平均スコア:85〜89
- 平均ラウンド数:月に2回は行きます
ロフト角「9°」、 シャフト「TENSEI CK PRO Orange」、 シャフト硬度「60X」
巷ではSIM2が話題で、これまで所有したことがなかったTaylorMadeのクラブに興味が出てきた。「沢山モデルがありよく分からないなぁ」という印象の強い事から敬遠していたが、色々と調べてみるとWoodの出来は良いと定評のあるメーカーだったと初めて知った。
打ちっぱなし併設の中古ショップにあった、Speeder60g台が刺さっているM5 10.5°を発見。SIM2のCMでウェイト位置について名だたるPGA契約プロに解説するシーンからヒントを得て調整して打席へ持ち出した。
品質は決して悪くないと思うが、大量に製造される前提のクオリティといった印象だった。ソールやクラウンの大半がカーボン製であるため、傷がつきやすい印象。これまで金属性であれば修正できた傷などの修正方法は、改めて調べないといけないと思った。
打ってみると打球初速が非常に速く、高弾道で真直ぐ飛んで行った。打感も柔らかくフェイスに球が乗る感覚だった。SIM2と殆ど同じテクノロジーを使用しているフェイスの成せる業なのか。現エースのTitleist 915D2は打感と打音は悪いので余計にインパクトがあり好印象だった。
よって飛距離は文句なし。ロフト角かシャフトスペックが合っていれば飛ばなくなる要素は無い。捕まりやすさは普通。例えは不適切かもしれないがTitleist910以降が普通に打てる人はきっちり捕まえられると思う。ネックでの調整でロフトを寝かせれば(高弾道側にすれば)多少フック側に向くが、スライサーはM6やGLOIRE他を優先し検討したほうが良い。これは後継のSIMシリーズ(MAX-Dなど)も同様だと勝手に思う。
方向性はちょっと評価が難しい。操作性が良くドローフェードなど狙った飛球線を出せる。スイートエリアはTitleist915D2より小さい。だが芯を外した時に曲がり方が一律じゃない印象があった。ツイストフェイステクノロジーに助けられている場合があるという理解が正しいかもしれない。基本的に中上級者用でお助け機能とウェイト調整があると言ったところか。915D2は何でもドカーンと真直ぐ飛ぶが、M5はそうではない。
試打したスペックだと高弾道に出ていく事で購入を踏みとどまっていたが、別の店でよさげなスペックのM5を発見。ほとんど打たずに購入したが、これまたピッタリで納得の入手となった。エースを悩むことになりそう。個人責任なので大きな声では言えないが、Taylorカチャカチャ付きのいいシャフトが入手でき、今後が楽しみである。