自分に合ったクラブと出会う事の重要性
質問というか問題提起です。
やや長文となりますので、お時間があれば一読ください。
小生、今年40歳になるHC13のアベレージゴルファーです。
ゴルフを始めたのは23歳の時で、当時使っていたクラブ(アイアン)は
XXIOでシャフトはNS950が挿さっていました。
当時はよくわからなかったので、先に始めていた父親に言われるがまま使っていた記憶があります。
その後、YAMAHAのツアーモデルを2回ほど買い替え、シャフトはDGS200から、
DGtourissueS200に移り変わり、今はそれを継続して使っています。
ただ、ここ1.2年5.6番アイアンが振れなくなり、飛距離も出なくなり、
現在は7Iで150ヤードを打つような状態です。
以前は150ヤードを8番で打っていたのですが、加齢だから仕方ないと諦めていました。
しかしながら、ここ最近腰痛に悩まされるようになり、
ラウンド後はまっすぐ立てないほど腰に疲れを感じるようになりました。
このままではゴルフ寿命が短くなってしまうと焦りを感じ、基礎的な体力づくりは
もちろんの事、腰に負担のかからないスイングへの改造、ラウンド後だけではなく、
毎日のストレッチも、ゴルフトレーナーの指示のもと行っています。
そのような状況の中、自分にあったクラブを使えていない事が腰痛の一因ではと思い、
地元でも信頼を集めているフィッターさんを初めて訪問しました。
その方はグリップの仕方を見るだけでどのようなスイングタイプなのかを
即座に言い当て、握り方によって合うクラブ合わないクラブがあることも教えてくれました。
今までクラブについて知識を深めてこなかった自分にとっては、目から鱗な情報ばかりで
大変感銘を受けました。
その後、厳しめのデータが取れる測定器の元でスイングチェックも行い、
どのようなヘッドとシャフトの組み合わせが良いのか、グリップはバックラインの
あるのが良いのか、無いのが良いのかなど細かく調整し、オリジナルのクラブを作りました。
アイアンのヘッドは以前から興味があったアーティザンが自分のスイングタイプである、
ハンドファーストに打てないタイプの人に合うという事で、それを選択しました。
結果、ラウンド後の疲れも減り、以前と同じスイングではありますが、
8番で150ヤードを打てるようになりました。
今後はウッド系も診断してもらい、14本すべてが自分に適正なものに
変更していく予定です。
前置きが長くなりましたが、ここからが問題提起です。
私を含め、多くのゴルファーが道具選びに迷走し、多額の費用を投じているかと
思いますが、果たしてこのような状況で良いのでしょうか。
ゴルフ量販店に売られている、どういう設定になっているかわからないクラブを
自分の興味だけで選び、散財を繰り返し、ただの自己満に終わる。
人それぞれ持っているポテンシャルを最大限引き出せるクラブを選べるよう、
ゴルフクラブ販売に携わる人誰もが知識を有し、最適なクラブ選びのアドバイスを
できるようにならないのでしょうか。
カスタムクラブを作れば費用が高くつくと思われる方も居られるかもしれませんが、
量販店に売られているアイアンセットを2回買い替えると思えば、自分にあったクラブは
作れます。
そこまで拘りを持っていないという人は量販店で買えばいいと思うのですが、
もっとゴルフが上手くなりたいと考えているマイキャディユーザーの皆さんに
一石が投じられたら幸甚です。