AproYipsさんのQ&A回答履歴
AproYipsさんのQ&A回答履歴
1〜30件/40件
-
シャフトのしなりって感じてます?シャフトはスイング中を通じて、必ずクラブヘッドのトウアップ/トウダウンの1方向にしか「しなり」及び「しなり戻り」しません。 これ以外の方向にシャフトをしならせようとする身体の動きは「間違った動き」ということができます。 これを実現するためには、両腕の『前腕』が作る三角形の形が崩れることなくいつも一定の形にキープされ、この三角形に対して垂直な方向に(両)手首のコックが行われなければなりません(コックの方向=しなりの方向)。 この事を念頭に置きながら、超スロー素振りで自分のスイングフォームをチェックすれば、どこを直すことでシャフトのしなり方向がトウアップ/トウダウンの1方向になるかを自分で確認することができます。2019/2/15(金)21:23
-
距離計測器なにか回答が混乱しているので、整理しておきます。 現行のゼネラルルールでは、距離計の使用は禁止です。しかし、但し書きで「距離のみを計測する機器の使用を許すローカルルールを制定することができる」としています。 距離計の使用を許すローカルルールがある場合、「距離のみを計測する機器」とは、2016年以前は傾斜や高低差を計測する機能が付属している距離計は、例え距離以外の機能がオフできる物でも違反としていましたが、2016年以降は、それら違反の機能がオフできる仕様になっていて、現にオン状態にしていなければ(自己申告)違反ではないと裁定集が変更になりました。 従って、ローカルルールがなければ、ゼネラルルールどおりに距離計は使用禁止ですから、「距離計の使用を禁止する」ローカルルールはあり得ません。 2019年のルール改正により、今度はゼネラルルールで「距離のみを計測する機器」の使用を許可することに変わります。但し、(一切の)距離計の使用を禁止する旨のローカルルールを制定することができるとしています。 つまり、2019年からは距離計のルール上の取扱いが現行ルールと比べて180度変わるのです。 即ち、(距離計を禁止する)ローカルルールが無いかぎりは距離計は使用OKになります。 現行ルールでも2019年以降のルールでも、いずれにしろ、距離計を使用する時は距離以外の機能をオフにしておかなければならないことに変わりありません。2018/3/1(木)22:56
-
凍ったバンカーの対処法「凍ったバンカーの経験がありません」とか「そんなのはゴルフと言えない」とか「通常の締まったバンカー以上に固かったのなら、それこそゴルフする環境じゃない」と言う人が、あたかもカチンカチンに凍ったバンカーからの脱出の達人のごとくに能書きをたれる姿は異常と感じますね。 「カチンカチンに凍ったバンカー」はベアグラウンドというよりもむしろコンクリートの上から打つのと同じです。ベアグラウンドは土が少し削れたり、衝撃を吸収してソールを撥ね返す力は少し弱いですが、凍った砂面は削れもしないし、撥ね返りも強烈です。 ランクルゴルファーさんは「かなりの目玉からの脱出と同じような打ち方が確実に出せる」と回答していますが、砕氷船のごとく、サンドウェッジのリーディングエッジないしはバンスを氷の中に深くもぐり込ますなんてことは人力ではできませんから、あり得ない打ち方です。 凍った砂面にソール(バンス)が当たった瞬間に一切砂に潜り込むことなく、撥ね返りますから、ダフれば必ずトップになります。 球を横から見て、球の赤道よりも下にリーディングエッジが入っていき、ソールが砂面に着く前ないしは直後にフェースが球の下面にコンタクトするようなクラブ形状と打ち方でなければ、まともなショットにはなりません。 従って、ロフトが大きくバンスも効いているサンドウェッジを使うと、バンスが砂面に付いた時にはリーディングエッジがかなり高く浮いていますから、フェースが球に当たることはできず、リーディングエッジで球を打ってしまいトップにしかなりません。 つまり、コンクリートのような硬い砂面からのショットの時は、ソールが砂面に達するのとほぼ同時にフェース面が球に当たるようなクラブと構えと打ち方を選択することになります。 レーキの跡のまま小波のような状態でカチンカチンに凍ってしまっている中に球が止まっている場合には、ウェッジではまともなショットは不能と考えるべきでしょう。 アゴがなければ、パターや5番アイアンなどで転がして脱出するなどのほうが余程ケガが少ないいんじゃないでしょうか。2018/1/6(土)17:07
-
実際にボールを打てる練習器具クラブの形をしていて、実際に球が打てる練習器具はルール上は「練習器具」ではなく「クラブ」とみなされます。 ルール上の「クラブ」は適合クラブか非適合(違反)クラブのいずれかに分類されます。 質問にある練習器具はいずれも必ず「クラブ」とみなされますので、適合か非適合クラブかに拘わらず、14本の制限の中に含めなければなりません。 あなたはこの練習器具で素振り練習をするだけで、インプレーの球をストロークすることは決してありませんから、科されるペナルティーは「クラブ本数の超過の罰」か「違反クラブを持ち運んだ罰」だけであり、「違反クラブでストロークした罰」の競技失格にはなりません。 もし何らかの予期していなかった規則(例えば、溝規制や慣性モーメント規制等)に抵触して、スタート後にその練習「クラブ」が違反クラブであることが判明した場合、違反クラブを持ち運んだペナルティーが科せられ(1ホールにつき2ペナで最高4ペナ)、その時点で「不使用宣言」をしなければなりません。 しかし、不使用宣言をした後であっても、相変わらず「クラブ」には違いがないので、その不使用宣言した練習「クラブ」で素振りをすることができます。(ティーグラウンド付近でのチッピングアプローチの練習に使うこともできます) 理論的には、無罰で違反クラブを15本目のクラブとして持ち歩き、かつラウンド中に素振り練習に使用することができる「ルールの抜け道」があります。 それは、スタート直前に「うっかり(その違反クラブを)持ってきてしまい、クラブ本数が超過となっていることを発見した」と説明してスタート前に『不使用宣言』をして、かつそのクラブをキャディーバッグから抜いて、カートの床に置くなどの措置を講じれば、15本を持ったまま無罰でスタートできます。 更にルールは『不使用宣言』をしたクラブでもラウンド中に素振り練習に使用することを認めていますので、質問者の目的が無罰で達成することができるのです。2018/1/5(金)04:56
-
シューズについて倶楽部のメジャー競技に挑戦する場合、多くの倶楽部は予選が36H歩きのストロークプレー、決勝は1日36Hの歩きのマッチプレーとなります。従って、メジャー競技に挑戦することを考えているゴルファーにとっては、特にホームコースがアップダウンのある地形の場合には、それだけ歩いても足が当たって痛くなったり豆ができたりしない靴であることが非常に重要になります。 横のフィット感は、Boaをきつく締めなくとも、かなりの傾斜を横にトラバースするように歩くときに足が靴のなかで動いてしまわない程度に広い面積でサポートしてくれていることが必要です。 横のフィット感を最適にするBoaの締め方をしたときに、下り坂で指が靴の中でどこにも当たらないことが必要です。上り坂ではカカトが決して靴の中で上下動しないこと(カカト周りの靴のフィット感)が必要です。 爪先の余裕は、親指の真ん前も当然重要ですが、親指と小指の横の余裕(あるいはタイト感)も非常に重要です。5本の指が左右から軽くでも押されていると、指の腹に豆ができて36Hもちません。 足先の余裕で、意外と無視できないのは高さの余裕です。靴の中で指が地面をつかむように曲げることができないと、ショットにも影響を与えかねません。2017/5/27(土)12:14
-
砲台グリーンショートサイドアプローチ質問者が「パターが一番安全だと思う」と感じるのですから、自信のないウェッジで恐怖心を抱えながらミスショットすることよりも、パターを使うのが最終結果は確率的にずっといいはずです。(ラフも球を転がせる程度の刈高だと推定されます) 1mの高低差の砲台グリーンの下に球があり、ピンと球との距離は約6mということはピンからカラーまでは3〜4mしかなく、カラーが約1m、カラーから球までの砲台法面の長さが約2mだろうと思われます。 ピンがこれだけ近い場合には、法面の傾斜の最大傾斜線方向とピンの方向とは大きく違いませんので、狙う方向(ライン)はさほど気にしなくても構いません。何と言っても一番の問題は距離感です。 質問のようなピンと球との間に、大きな高低差と大きな芝抵抗差が存在するパットの『換算距離』は次のように計算します。(グリーンスピードが8.5フィートとします) (現実の距離:6m)+(カップと球との高低差mの10倍:10m)+(法面とカラーの芝の追加抵抗m) 薄芝(スティンプ値6.0とする)の場合: スティンプ6の薄芝部を2m転がすためには、スティンプ8.5のグリーンであれば2*8.5/6=約2.8mのつもりで打たなければなりません。つまり法面部の追加抵抗は0.8mです。同様にスティンプ7.5程度のカラー部1mの追加抵抗は0.15mほどです。従って、上記の式に代入すると、薄芝の場合には、17mのパットのつもりで打てばよいのです。 ラフ(スティンプ値2.0とする)の場合: スティンプ値2のラフ部を2m転がすには、2*8.5/2=8.5mのつもりで打つので、追加抵抗は6.5mです。カラー部の追加抵抗は薄芝の時と同じ0.15mですので、前記の式に代入すると、ラフの場合には、22.7mのパットのつもりで打つことになります。2017/3/2(木)15:56
-
お勧めのスクール大田区大森にある打ちっ放し練習場「アコーディアガーデン東京ベイ」の中の「ジャックニクラス・ゴルフスクール」はどうですか? http://www.ag-tokyobay.com/school/index.php2017/2/14(火)23:41
-
車スバルのレヴォーグはどうですか? 普通のキャディーバッグなら横積みできます。 車種やオプションと交渉力次第で、予算300万はぎりぎり収まるかも。2017/2/9(木)18:25
-
パット数リッキオの法則という指標があります。 「パーオンしたホール数を2倍して、95から引いた数値が平均の1Rのスコアとなる」という式に質問者のパーオン率54%(パーオンホール数は9)を代入すると、質問者の平均のスコアは77となります。 もし質問者の平均スコアが77よりもかなり多い場合には、パーオン率54%(ロングショットの腕)の人にしてはショートゲーム(特にリカバリーのアプローチとパット)が相当見劣りしていることを表します。 逆に平均スコアが77より少ない場合には、ショットの技量(パーオン率54%)に比べてショートゲームは相当格上の技量であることを表します。 パーオン率が平均で50%以上もある人(リッキオの式からは『片手シングル』プレーヤー)であるのならば、気にするパット指標は、総パット数ではなく、パーオンしたホールのパット数だけで計算する「平均パット数」にしたほうが良いでしょう。トッププロの平均パット数は1.7前後で、これは10ホールのうち3ホールが1パット(つまり3バーディーで、残り7ホールは2パットのパー)ということを表します。 プロに比べ、パーオンしたファーストパット距離がかなり長く、パット技術も劣るアマチュアであれば、「平均パット数」は2.0を越えなければ取りあえず合格圏内と考えていいのではないでしょうか。2017/2/1(水)18:44
-
ベストスコアと平均スコアの関連性このような疑問を持つゴルファーに対して、USGAハンディキャップシステム準拠のJGAハンディキャップ規定には付則Eで『スコアの確率表』を提供してくれています。 http://www.jga.or.jp/jga/html/handicap/image/2016_2017_hdcp_kitei.pdf この表は或るハンデのゴルファーが或るネットスコア(5オーバーとか3アンダーとか)よりも少ないスコアを出すために必要な平均ラウンド数(つまり、その逆数は確率)を表示しています。 もしベストスコアというのを「平均1000回に一回出るか出ないかくらいのスコア」と仮定すれば、この表からは、ハンデ10〜15の人のベストスコアは7.5アンダー程度になりますし、ハンデ0〜5の片手シングルだとベストスコアは6アンダー程度です。同様にハンデ25〜30のレベルだとベストスコアは10アンダー辺りになります。 表はネットスコアが悪いほうは3オーバーまでしかないので、ワーストスコアについてはこの表からは分かりませんが、片手シングルがネット3オーバー以上を叩いてしまう確率は37%でしかないのに対して、ハンデ25の人がネット3オーバー以上を叩いてしまう確率は62%もの高率になってしまうことが分かります。2017/1/4(水)17:00
-
グリーン上の罰則を大幅削除グリーン上で止っている球が動いた時に、判断が「ややこしい」のは、(素振りが球に触れた時やマーカーを落として動いた時や誤って蹴って動いた時などのように)プレーヤーに原因があることが火を見るよりも明らかな場合ではなく、触ってもいない球が動いた場合です。 今年の1月に改正された現行のゴルフ規則では、アドレスした/しないは一切関係なくなり、証拠の重さにより判断することになっています。 証拠を吟味して、プレーヤーに責任はないとするよりもプレーヤーに責任があったとする可能性のほうが高いと示唆される場合には、プレーヤーが球を動かしたと判断するのです。 今回の追加ローカルルールは、規則18-2の1打罰をグリーン上で免除するというだけで、上記の「球が動いた原因」に対する判断基準を変更してはいないので、誰も触っていない球が動いた場合には、相変わらず「ややこしさ」は一切スッキリしていません。 つまり、追加ローカルルールをプロのトーナメントが採用しても、触っていない球が動いた場合には、やはり競技委員を呼んで判断を仰がないと、誤所からのプレーの2ペナを科せられる可能性が消えないのです。2016/12/15(木)20:06
-
ニアレスポイントについてマスターズでの救済処置があった場所については、Google Earthなどでオーガスタナショナルのレイアウトを見ることで確認できます。 18番ホールの左側の林の中には、ちょうどティーショットの距離あたりに建物やテラス状の施設が見えます。そしてこの左側の林の更に左側には、コース全体を2分するかのように、太いメンテナンス道路(幅4m以上に見える)が隣の8番ホールとの間を走っています。 デシャンボーは第1打を左の林に打ち込むと、暫定球ではなくアンプレヤブルを宣言して直ぐに第3打目を打ち直したところ、再び左の林に打ち込みました。上記の施設(TIO)が球とホールとの間にあり障害となっているため、TIOの救済を受けることにしましたが、TIONのオプションとして、TIONの右側でも左側でもどちらでもグリーンを見通せる位置(+1クラブ)にNPを決めることができるので、広く開けている左側を選択しました。 この左側の場所には、隣の8番ホールとの間に太いメンテナンス道路が走っています。2016/4/29(金)14:13
-
ニアレスポイントについてまず最初にローカルルールを見て、「カート道路に接する排水溝はカート道路と一体の動かせない障害物とする」といった旨の規定があるかどうかを確認します。もしそのようなローカルルールがないのであれば、カート道路と排水溝は別々の障害物ですので、両方から同時に障害が生じている場合でも、どちらか一方の障害物からの救済を受け、その結果としてドロップした球に別の障害物からの障害が生じている場合には、引き続き新たな救済処置をすることになります。 従って、一体の障害物とするローカルルールがない場合、質問のケースでは、カート道路からの救済のニヤレストポイントは排水溝を一切考慮せずに決めなければなりません。そして、1回目のドロップで排水溝の網の上に止まった球は「有効にドロップされたインプレーの球」ですので、再ドロップしてはなりません。しかし、質問者はこのインプレーの球を再ドロップが必要だと勘違いして拾い上げてしまったので、1ペナが科され、球は排水溝の網の上にリプレースされなければなりません(規則18-2)。 網の上にある球については、あらためて網からの救済処置を取ることができます。この「網からの救済処置(NPの決定、ドロップ範囲)」においてはカート道路はあたかも存在せず、その場所は単にスルーザグリーンだとして取り扱われます。(カート道路が1クラブレングス内に入っていれば、カート道路上にドロップすることもOKです) 質問されているマスターズでの「疑惑?のカート道路からの救済処置」はアダム・スコットではなく、2日目18番ホールでのデシャンボーの救済処置のことではありませんか? あれは、まず、障害となっていた建物はTIO(臨時の動かせない障害物)であり、更にTIOの反対側にも救済のNPを取ることができるとマスターズのローカルルールが定めてあります。 次に、TIOでのドロップ区域がほとんどカート道路と重なり、ドロップした球がカート道路に転がり込むのは明らかであり、かつ、カート道路からの新たな救済処置は再び最初にTIOの救済処置をした場所に戻ってしまうことも明らかであったために、ルールオフィシャルの権限でカート道路の左側にNPを取らせました(裁定1-4/8.5参照) なお、デシャンボーが最初にカート道路の右側で行なったドロップは、間違った区域にドロップされたため、正しい位置に落とすようにやり直しのドロップを競技員から促されました。そのやり直しのドロップが案の定、カート道路に転がり込んでしまうことを確認したため、競技員は再ドロップさせることなく、裁定1-4/8.5による処置に移行させたのです。2016/4/28(木)23:39
-
パターが下手なんです...パットは「目標に向かって真っ直ぐ打てる」だけでは、パット数は決して縮まりません。 その他に、?目標を決める(つまり狙いの曲り幅を読む)技術、?打つタッチを決める(つまり上り下りでの狙いの相当距離を読む)技術、そして?読んだとおりのタッチで打つ技術、の3技術を習得する必要があります。 これらの技術習得に興味があれば、一度、下記のURLや書籍を覗いて、「勘に頼らないパッティング技術(距離感やラインの読み)」を試されたらいかがですか。 ウェブサイト『パットの「お悩み」解決広場』 http://putt-aiming.sports.coocan.jp/ 書籍『パット・エイミング教本』(Amazon等で検索可能)2016/3/25(金)21:39
-
救済の・・ルールでは、ニヤレストポイントにマークすることや、クラブレングスをクラブを使って実際に計測することを(推奨はしていますが)義務づけてはいません。従って、球の位置やNPなどをマークしなくとも、クラブレングスを実際にクラブで計測しなくとも、そのこと自体には罰はありません。結果として、ルールが定めている正しいドロップ区域にドロップされていれば無罰ですし、もし正しくない位置にドロップされていたならば「誤所からのプレー」となります。 つまり、全く測らなくとも(正しい範囲にドロップされていれば)罰はないのですから、違反クラブで測ることも、同伴者のクラブを借りて測ることも、更には、歩測で測ろうと、結果さえルールどおりであれば、罰はありません。 ただし、同伴者から疑義が提議されたならば、正しい手順でNPを決め、自分のクラブを使って計測し、確かに正しい区域内にドロップしたことを証明する必要が生じますので、最初からルールが推奨する方法・手順に従っておいたほうがベターなのです。 クラブレングスは必ずしも長いほうが良いとは限りません。あまり転がり過ぎるとライがかなり悪い場所があるといった場合には、なるべく短いクラブを「クラブレングス」とするほうが良策となります。 ラウンド中のドロップ処置毎にクラブレングスを測るクラブを変えることはルール上問題はありませんが、ドロップした球が2クラブレングス以上転がったか転がらなかったかを判定するためのクラブはNPから1クラブレングスを測ったクラブでなければなりません。2015/10/27(火)10:49
-
救済の・・同伴者の47インチのドライバーが自分の44インチのドライバーより長いからその同伴者のドライバーを借りてクラブレングスを測った時に、44インチより外に球をドロップした場合には、下記の裁定にあるように「誤所からのプレー」で2ペナです。 ●裁定20/2【「クラブレングス」を測るために、クラブを借りる】 ゴルフ規則はドロップされる球はプレーヤー自身によってドロップされなければならないとしている。計測については、球をドロップしなければならないプレーヤーがそのラウンドのために選んだどのクラブ(規則4-4)でも使用することができる。また、プレーヤーは計測のために自分のパートナーを含め、他の人からクラブを借りることができる。もし、クラブを借りて、球をドロップしてプレーする場合、プレーヤーがそのラウンドのために選んだクラブのいずれかを使用した場合と同じ結果が達成されるのであれば、プレーヤーに罰はない。 自分のクラブで計測した場合と同じ結果が達成されなかった場合、プレーヤーは誤所からプレーしたことに対し、該当する規則に基づく罰を受ける(規則20-7参照)。2015/10/27(火)08:12
-
グリップのルールJGAのサイトの「クラブと球についての規則ガイド」のp.27〜28の説明と図を参照して下さい。 http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/image/info_club_ball_randa20130215_jp.pdf 質問されているグリップが図15(d)のように上下のグリップで断面が同じ形状で、上から下まで一様にテーパーがついていて(途中でまた太くなっていかない)、接続部に段差がない、のであれば適合です。2014/9/30(火)18:47
-
芝目についてプロの試合でもコンパクションが24というのは超固い分類に入ります。この固さではアマチュアはアプローチが全然止まらず相当苦労するはずです。この固さに比べてスティンプが8フィートというのはかなり遅いグリーンの分類に入りますから、速さと固さが随分アンバランスな感じです。 グリーンを高速に仕上げた場合に、元のグリーンの時と比べてラインの曲がり方(狙い幅)がどのように変わるのかを理解するには、パットされた球が曲がる原理を理解する必要があります。 パットの球が曲がる主な原因は、傾斜による力と芝目による力の二つです。 傾斜による力の大きさは勾配が決まれば、いつでも同じ強さで全く変化しません。しかし芝目(芝が球を曲げようとする力)の強さは、刈り高が低くなってグリーンが速くなれば弱くなりますし、遅くなるほど強くなります。二つの力に関する上記の原理を頭において、グリーンを高速に仕上げた場合のラインの読みがどのように変わるのかを3mの距離の傾斜に真横の位置のパットを例にして説明します。(傾斜の方向はパットに対して真横で、右から左のフックラインで、芝目は傾斜とは正反対に左から右のスライスラインになっているものとします) スティンプ値が8.0ftの時、3mのパットの狙い幅は、傾斜による狙いが右30cmで、芝目による狙いが左15cmだったとすると、傾斜と芝目を差し引きした右15cmになります。 グリーンの速さが約2割増の9.5ftになった場合、同じ3mの距離を転がすためには、パットを打つ強さ(タッチ)は約2割減らしますから、その分、球が転がる速度はゆっくりになります。球の速度は小さくなりますが、傾斜の力の強さは変わらないので、傾斜による狙い幅は増加します。これに対し、芝目の力の強さは小さくなるものの、それと同じ比率で球の速度も小さくなるため、芝目による狙い幅はほとんど変化しません。 理論的には、スティンプが2割増えれば、傾斜による狙いも2割増やせばいいのですが、実際には、8ftの時はカップオーバーの強さで打っていたものが、9.5ftと速くなるとどうしてもジャストタッチで打つようになりがちですので、狙い幅は理論値より大きくなって、4割増くらいになります。従って、上記の3mのパットの狙い幅は、傾斜分が右42cmに増え、芝目分は変わらずに左15cmで、差し引き右27cmになります。つまり、グリーンが速くなるほど、相対的に芝目の影響度が減り、傾斜による曲がりを主体に読むことになります。 同じ原理で、芝が伸びてグリーンがどんどん遅くなると、芝目による曲がり幅は変化しないのに傾斜による曲がり幅が小さくなっていくため、相対的に芝目がどんどん強くなっていくように感じることになります。極端な場合には芝目のほうが傾斜よりも強くなり、球が傾斜をきり上がっていくという現象も起こり得ます。 (上記説明の出典は『パット・エイミング教本』です)2014/5/8(木)21:17
-
パターのカット打ち(スライス回転)について空気中を回転しながら飛んでいく球や、レーンの上を回転しながら滑っていくボウリングの球と異なり、摩擦が非常に大きい芝生の上を全くスリップすることなく順回転で転がっていくパットの球は、打ったときにどんなに奇妙奇天烈な回転を与えようと、カップに近いところでスライスさせたりフックさせたりすることはできず、必ずストレートにしか転がりません。 例えば2mの距離のパットだったら、最初の(せいぜい)10〜20cmは球が芝面より浮いた状態でスリップしながら進むので、この僅かな長さの間では理論的には「カット打ち」された球にはカーブが掛かることはあり得ますが、残り1.9〜1.8mの間は(傾斜と芝目がなければ)直進しかしません。2014/4/30(水)20:57
-
パターのライ角による誤差ロフト3度のパターを4度トウダウン(又はトウアップ)した場合にフェースの向きが500cm先で何cm横にずれるかは次の計算式になります。 500 * tan(3度) * sin(4度) これを近似計算すると、 500 * 3x3.14/180 * 4x3.14/180 = 1.83 cm クイニーアマンさんの計算値1.16cmよりは若干大きくなりますが、大差ありません。 パットではインパクトでのフェースの向きに球が打ち出されると信じられていますので、ライ角どおりにアドレスせずに4度ほどトウダウンやトウアップさせて5mのパットをした場合は、理論的には上記の計算値1.83cmだけ目標よりずれることになります。 しかし現実的には普通のプレーヤーのパッティングはそこまで精度がありませんので(グリーン面の非再現性も含め)、この「ずれ」を認識できる人はほとんどいません。 以前のゴルフ雑誌の記事で、パッティングロボットにわざとパターをトウアップやトウダウンでセットしてパットさせる実験をしていましたが、結果は正しくセットされたパターで打たれた場合と明確に差がでなかったとレポートしていました。つまり、「誤差範囲以下だから認識できない」というよりも実際の球はいろいろな原因によりフェースの向きほどには球の打ち出し方向は変わらないということのようです。 青木プロのようなパット名人は感覚が鋭いので、あれだけのトウアップ状態で打っていれば、狙い目標よりも左に出ていく傾向があることは感じるはずです。おそらく本能的に(無意識に)そのずれをちょうど是正する分だけ(僅かに)フェースを開いて(結果としてスクウェアで)インパクトしているものと思われます。2014/1/25(土)22:20
-
ライン読み狙い方(曲がり幅と距離感)は、長い経験と努力の末でなければ手に入れることができない『勘』や、あるいは天性の勘だと信じているゴルファーがほとんどですが、そんなことはありません。「オレは勘とは永遠に無縁だ」と諦める必要もありません。 下記の書籍を読まれたらいかがですか? 勘に頼らない、科学的な「グリーンの読み方(狙い方)」について懇切丁寧に解説している唯一の本です。 ●書籍『パット・エイミング教本』 (Amazon等のオンライン書店で検索できます) ●ウェブサイト『パットの「お悩み」解決広場』 http://putt-aiming.sports.coocan.jp/2013/12/17(火)14:45
-
バンカーショットの素朴な疑問テレビのゴルフレッスン番組(アメリカのゴルフアカデミー制作)で、素人の生徒にバンカーショットを教えるのに、砂の上に木の板を置き、薄く砂をかぶせて、この板をサンドウェッジのバンスがたたくようにスイングをさせるというシーンがありました。 このレッスン番組が教えているように、一般的なエクスプロージョンショットは、砂の表面に最初に触れる(潜る)のはリーディングエッジではなくバンスです。2013/9/25(水)20:55
-
バンカー内のカジュアルウォーター規則のカジュアルウォーターの定義に「一時的な水溜り」とあるので、日本語の語感で静止している水だけが対象だとの誤解をされているようですね。 原文の英語のゴルフ規則では「any temporary accumulation of water」ですので、霧状や小さな粒状の水ではなく『水塊』といった意味です。規則の中には、止まっている水と動いている水を区別する表現はどこにもないので、バンカー内を小川のように流れている遊水はカジュアルウォーターです。 従って、質問のケースでは無罰でバンカー内にドロップすることができます。2013/9/4(水)21:22
-
カート道の救済について動かせない障害物からの救済を定めた規則24-2bの例外規定に次のようにあります。 「例外:次の場合には、プレーヤーは規則24-2bによる救済を受けることはできない。 (a)動かせない障害物以外のものによる障害のためにストロークすることが明らかに無理な場合」 従って、「(切り株で)アンプレアブルにするしかないと思っていたけど、カート道にスタンスが掛かるから無罰の救済が受けられるぞ。ラッキー!」は許されません。 このようにプレーヤー本人がアンプレアブルだと認めている場合は無罰救済が受けられないのは明白ですが、質問のように、他の人から見ると客観的に「明らかに無理」にも拘わらず本人は頑なに「打てる」と主張して議論が平行線のときにどうルールを解釈するかが問題になります。 規則及び裁定集にはぴったり該当する記載がありませんので、質問のケースは競技委員会の裁定に委ねるしかありません。もし現場に競技委員が立ち会うことができたとすれば、常識的には「救済はできません。『打てる』と主張されているのだからそのまま打って下さい。もちろん意図を変更してアンプレアブルの措置を選択することはできます」と宣告すると思われます。(電磁誘導カートを使っているゴルフ場では球がカート道内に止まっているときは必ず救済を受けなければならないというローカルルールを制定しているところがほとんどですが、スタンスだけがカート道に掛かる場合にまで救済を強制しているローカルルールはないはずです) 通常の倶楽部競技程度ではコースのラウンド中に競技委員にお伺いを立てるということはまずできませんので、ルールの適用について強い疑義が生じた場合には規則3-3aに定める「2つの球」をプレーすることができます。 今回の質問のケースでは、1つの球はカート道による救済を受けてドロップし、もう1つの球は「切り株ごと打つ」ショットをすることになります。2つの球をプレーする前には、もし両方のプレーとも規則上OKだった場合にはどちらの球のスコアを採用するのかを必ず予め意思表示しなければなりません。2013/9/1(日)11:25
-
パターのライ角先入観にとらわれずに、合理的なパッティング方法を分析してみれば、当然の帰結として『いなごろ』さんのように「垂直に垂らして打つのが一番打ちやすい」という結論になります。 ルール上ライ角は垂直状態から10度以上寝ていなければなりません。更に、もしソールの形状がシャフトを垂直にしてパターを使用することを目的としている形であると判定されると、10度ではなく25度以上シャフトが寝ていることが要求されます。 シャフトを垂直にして振り子式スイングをするのに適したパターをお探しならば、「ライ角調整」の機能はありませんが、「PTスナイパー」を試されたらいかがですか? http://ptsniper.net/ このパターのホームページにはどのようにPTSniperを使用するのかを紹介する動画もあります。 (1.5〜2mのパットを連続で入れ続けて、カップの周りを何周もしてしまう動画など) シャフト垂直打法をするのであれば、サイドサドル(正面打ち)が一番理想的ですが、通常の横向きのスタイルでも可能です。 PTスナイパーのように専用のパターでなくとも、通常の既製品のパターであっても、ヘッドのトウ側が反り上がっている形のものを探しだせば、垂直打ちは可能です。 ウェブサイト「パットのお悩み解決広場」の中に「ストレスフリー・パット法」のページがあって、打ち方の詳細を解説していますし、更に、使用可能なパターのモデル名と写真が掲載されています。 http://putt-aiming.sports.coocan.jp/index.html こんなに簡単に「パッティングの達人」に変身できる打法があるのですから、試してみないのはもったいない話です。2013/3/3(日)16:45
-
平均パット率について・・・グリーンにまだオンしていない(カラーやエッジにある)球をパターでアプローチしても、その打数は『パット数』にカウントしないのは間違いありませんが、次のようなケースの場合、パット数がいくつと公式記録に残るのかよく分かりません。どなたかご存じですか? ●お饅頭型で砲台状の超高速グリーンで、1stパットがカップを通過したと思ったら、どんどん転がっていきグリーンを飛び出し、手前のクリーク(黄色杭)に入ってしまった。1打罰を払い、クリークの手前にドロップしてウェッジで再びグリーンに乗せた。今度は何とか2パットでカップに沈めることができた。パット数は罰打とウェッジショットも含めた5パットとカウントするのかどうか?2013/2/27(水)23:07
-
フェアウエイーでメンバーのボールと並んだ下記の規則22-2によって、(グリーン上だけではなくどこでも)「じゃまになっている球」はマークして拾い上げてもらうことができます(無罰)。 ●規則22-2【プレーの妨げとなる球】 (抜粋) 他の球が自分のプレーの妨げになるかも知れないと考えた場合、プレーヤーはその球を拾い上げてもらうことができる。ただし、球が動いている場合を除く。 ...拾い上げた球は、リプレースされなければならない。....その(拾い上げた)球はふいてはならない。 ストロークプレーでは、自分の球を拾い上げるように要求されたプレーヤーは、球を拾い上げずに先にプレーすることができる。 注1:パッティンググリーン上以外では、自分の球が他のプレーヤーのプレーの妨げになるかも知れないと考えただけでは、プレーヤーは自分の球を拾い上げることはできない。プレーヤーが球を拾い上げるように求められてもいないのに球を拾い上げた場合、そのプレーヤーは...1打の罰を受ける...。 拾い上げる時の注意は(上記の規則22-2にも書かれているように) ? 要求されていないのに、「きっとじゃまになっているに違いない」と気を利かせて自分で勝手に球をマークして拾い上げてしまうと、インプレーの自分の球を動かした違反で1打罰を取られます。 ? 拾い上げた球は「拭いてはいけない」ので、通常は人差し指と親指の2本の指で摘まんで拾い上げ、リプレースするまで摘まんだままの形で保持し、元々接地していた時の状態を再現するように球をリプレースしなければなりません。球をポケットに入れたりすると「拭いた」とみなされて1打罰となります。 ? 拾い上げるかわりに「じゃ、私のほうが先に打ちます」といって先にプレーすることもできます。 ? 拾い上げて打ったショットによって球があった地点がディボット跡になってしまったり、マークが飛んでしまいリプレースする位置が分からなくなったりした場合の処置は、規則20-3bと20-3cを参照して下さい。(バンカーの場合にはライを復元し、その他の場所では1クラブレングス内の似たライにプレースする。位置が不明な場合はドロップ)2013/2/11(月)16:42
-
ニアレスト・ポイントが修理地だった場合本来はゴルフ場は質問にあるような修理地の設定の仕方は避けるべきです。 カート道路(動かせない障害物)に隙間なく修理地(白線で表示)が隣接するような場合には、R&Aの競技運営のガイドラインでは白線をカート道路も含むような形状で表示し、かつ臨時ローカルルールで「白線で囲まれた区域はカート道路と一体の障害物である」と定めることを推奨しています。 質問のケースでは、カート道路とは別個に修理地が設定されているものと推定します。 カート道路(動かせない障害物)からの救済を受けるためにニアレストポイントを決める際にはカート道路以外の障害物や修理地など(更には立木や急斜面などスタンスを現実的には取れないようにする自然物の状態を含みます)は全てスルーザグリーンであって、これらの『障害』を避けることは許されません。 つまり、質問のケースでは、修理地であることは一切無視して、カート道路の右側にスタンスを取り、ニアレストポイントは修理地内になります。更にニアレストポイントから1クラブレングス内にドロップをするのもおそらく修理地内になる可能性が大です。 このようにして正規にドロップしたインプレーの球が修理地内にとどまったり、あるいは、修理地外に転がり出たけれども、その球を打とうとするとスタンスが修理地にかかる場合には、今度は新たに修理地から救済の処置を取ることになります。 カート道路からの救済処置において、上記の修理地内でのニアレストポイントの決定や修理地内へのドロップを省略して(やったものとみなして)、最初から修理地外にドロップすることは不可との裁定があります。2012/7/8(日)23:41
-
長尺パターをお使いの方、アドバイスをお願いいたします。パッティングに相当苦手意識をお持ちで悩まれているようですね。 短尺(要するに普通の長さ)パターで悩みぬいた人にとって、長尺パターの最大の利点は、短尺でのパッティングと長尺でのパッティングとは全く別種の技術なので、これまでの(短尺パターに関わる)嫌なミスの思い出の重圧から抜け出すことができる点です。 その意味からも、長尺パターの使い方のうちでも出来るだけ短尺パターの使い方からかけ離れた使い方を試すほうが成功する確率が高くなります。 最も「かけ離れたパッティング方法」は、おそらく長尺パターでのストレスフリーのサイドサドル式パッティング(正面打ち)でしょう。一度試してみたらいかがですか? きっと「目からウロコ」の感じがすると思いますよ。2012/6/12(火)17:55
-
新ルールについて今回の改正により、(局外者ではない)自然の風や水によって「止まっている球が動かされた」場合には、プレーヤーが球のそばに居る/居ないや、アドレスをした/しないに関係なく、処置は全て同じ「無罰で、止まったところからあるがままにプレー」となりました。 ですから、グリーン上に止まっていた球が『突風』で動き出して、カップインした場合には、プレーヤーが遠くに離れていようが、アドレスした後であろうが、前打でカップインしたことになります。 このルール改正に関して注意をしなければならないのは、影響するような風が一切吹いていない状況下で、球が強い傾斜の場所に止まっていて(グリーン上とは限らない)、スタンスを取ろうとしたり構えようとした時に球がひとりでに動きだしてしまった場合です。 今回の改正で「アドレス」の定義が「球の直前、または直後の地面にクラブを置いた時にそのプレーヤーは球にアドレスしたことになる」と変更になりましたので、もしアドレスした後に傾斜で球が動いたならば、『動いた原因がプレーヤーにある』とされ、従来同様に問答無用で1打罰のうえ、球を元の位置にリプレースで戻さなければなりませんが、では、ソールを地面に置くことなくパターを構えて球の直後にセットしたり、バンカーなどでソールせずにクラブを球の後ろにセットしたりした時(つまり定義上「アドレスしていない」)に、傾斜で球が動き出してしまった場合にはどうするのかが必ずしも明確ではありません。 アドレスの定義が改正される前は、バンカーショットにおいてもスタンスを取って構えれば「アドレスした」とみなされたため、球が強い傾斜で動いた場合であっても規則18-2bにより一打罰&リプレースでした。それが、今回のルール改正により、ソールをつけないバンカーショットにおいては、傾斜で動き出した場合は、果たして一切ペナルティーはなくなったと言い切れるのでしょうか。 また、グリーン上で、パターをソールしないようにパットしさえすれば、球が傾斜で動きだしてしまったとしても(ソールを地面につける人達とは異なり)一切ペナルティーを免れるのでしょうか。 公正の理念ないしは常識的判断からすれば、アドレスした時には(傾斜で球が動いた)原因はプレーヤーにあると判定される(そっくり同じ)状況が、ソールをつけていないということだけで「原因はプレーヤーにはない」と180度判定がひっくり返ってしまうのはあまりにおかしいので、アドレスしていない時でも、事実問題として「プレーヤーが球を動かす原因となった」と判定されるケースがなければならないはずです。 現状では、この「はたしてプレーヤーが原因かどうか?」の判定基準が裁定集などで示されおらず、明確なルール解釈が定着するまでには少し時間がかかると思われます。2012/5/23(水)11:37