ヴァルさんのクチコミ履歴
ヴァルさんのクチコミ
1〜30件/267件
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ダンロップ/スリクソン ZXiスリクソン ZXi5 アイアンZXi7と合わせて試打したけど、こちらも良いアイアンだなぁと。 今回のZXi7がS15Cを採用しているので、そちらに注目を持って行かれてるし、ZXi5自体、前作同様に良いアイアンに仕上がっている。 同じシャフトで2モデルを打ち比べた感想です。 投影面積自体はそこまで差がないものの、若干ZXi5が大きい。 これを安心感と取るか、シャープさに欠けると取るかはプレイヤー次第だと思います。 どちらもトップブレードが少し厚めですが、この厚みならばZXi5のサイズ感の方が自然に見える。 打感に関しては、ZXi7に軍配。 ZXi5の方は少しパチッとした感触がある。 硬いわけではなく、十分に柔らかい。ただ、ここは相手が悪い。 素材が違うせいもあるし、打ち比べるとその差は顕著に感じられます。 弾道は、適度な高さと程々なスピン。 私が打った限りでは、ZXi7とそこまで差が付かなかったものの、飛距離にはしっかりとした差が出ました。 平均トータルで7〜8y、ZXi5が前に行ってる感じです。 どちらもストレート〜ドロー目の弾道で、捕まり感は同じくらいだと感じました。 ストロングロフトのアスリート系アイアンを使いたいプレイヤーが満足できる仕上がりに、今回もなっていると思います。 ZXi7の様にS15Cの採用がなかったことは残念ですが、通常進化を果たしたZXi5の方が、スコアを出せるプレイヤーは多いと思います。 参考になれば。2024/11/26(火)08:24ヴァル
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ダンロップ/スリクソン ZXiスリクソン ZXi7 アイアン今年の中では、No.1アイアンかも。 何より、打感だね。 S15Cを大手製品で採用した技術は素晴らしい。 柔らかいを超えた、溶ける様なインパクトフィーリングはたまらない。 鳥籠ではなく芝の上からコースボールを打つと、尚の事、その差がハッキリ出る様に思います。 ソリッドな感触が好きな人には物足りなさを感じるかもしれないが、マイルドな打感が好きな人であれば、一度打ってみるべきだろうと思う。 ヘッドのデザインも、スリクソンらしい格好良さがあります。 S15Cを採用しているモデルは、他にもありますが、デザインが古臭い、ダサいものが多いので、購入を躊躇した事もしばしば。 現代風のデザインで、バッグに入ってても悪目立ちしないので、購入しやすいですね。 唯一、購入を躊躇させたのは、ロフト設定です。 これがZXi5であれば、即買いだったかな。 アスリート系ロフトなので、楽にアイアンを打ちたい人間からすれば、難易度が上がる事はデメリットでもある。 同じシャフトで、ZXi5と打ち比べたが、打ち出し角度やスピン量にほとんど差はないのに、ZXi7の飛距離は、平均で7〜8y飛ばない。 単純にロフトの違い、重心の違いもあるが、そもそも初速が出づらい面もあるかもしれない。 それらを検討して、またウェッジセッティングを組み替えて…とかなると、なかなか大変なので、購入までは至らず。 打感、使用感に関しては100点を出せるので、今回のS15C採用が好評であれば、ZXi5の後継作も、同じ仕様にしてくる可能性はある。 それを期待して今回は見送りしました。 参考になれば。2024/11/25(月)17:48ヴァル
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藤倉コンポジット/VENTUS24 ベンタスブラック24ベンタスブラック。待ち焦がれてるアスリートゴルファーは多いんじゃないでしょうか。 購入し、マイクラブに入れて打ちましたのでレビューしたいと思います。 前作以上のハードスペックと聞いていたので、スペックは5Sにしました。 表記は5Sですが、カット前重量がカタログで59.5g。(実測したら60gでした。) 50g台としては最重量クラスです。 ・スペック ヘッドはタイトのGT2。グリップはツアーベルベット360。 長さ45.25、総重量313g、バランスD3。振動数261cpm。 他のカスタムシャフトでいう6Sを入れた時と、ほぼ同等のスペックですね。 ・デザイン 24ブルーと同様、マットなカラーリングに、VENTUSは中抜き文字。 ブルーでネタバレしてる分、真新しさはないけれど、見慣れた、落ち着いたデザインだと思います。 チップ部分にはVELOCORE+。ただでさえ、先が硬いのにさらに…って事でしょうかね。 ・使用感 ワッグルしただけで、「硬い」ってわかります。 強靭というか、動きが小さいというか。 素振りしてみても、しなり感はあるけど希薄。 初代6Sの方が、切り返しで溜まる感があった気がします。 打ってみると、素振りで感じた通り、かなり硬いです。 しなり戻る疾走感、スピード感は全くない元調子らしさ全開なシャフト。 弾道的な分析をすれば、初速は普通、球は上がりづらい、とても低スピン、でも右に行くって程でもない。 とにかく、スイングに対しての反応が素直で、インパクトでの当たり負け感は一切しない。ミスればそのままミスになるし、しっかり振り抜ければしっかり飛ぶ。 切り返しが速く、シャフトに強く負荷をかけられるタイプの方には合いやすいと思います。 飛距離をアシストするタイプのシャフトではなく、自分のパワーを確実に受け止めてくれるタイプです。 私は飛ばし屋ではないけど、トラックマンで測って、HS44、飛距離250y位。 それでも、一番下の5Sでもギリギリか…ちょっとしんどい。って思いました。 前作からの乗り換えであっても、スペックを選ぶ際は、ご注意ください。 参考になれば。2024/11/16(土)16:46ヴァル
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アクシスゴルフ/Z5TOUR WEDGEアプローチグリーンで芝から打つ機会があったので、レビューします。 ・デザイン ストレート気味のリーディングエッジと、懐を感じるネック周り。なんとなくボーケイに似てますね。 バックフェースには4つのウエイトビス。それぞれ0.7gなので、重心調整と言うより、穴ふさぎが目的かな。 重心を高くする為のこの手の穴は、もう見慣れましたが、斜めに切られた溝は、結構カッコいいですね。 ・打感 S25C鍛造で、心地よい打感を感じ取れます。 ・使用感 まず感じるのは、強烈な抜けの良さです。 着地の抵抗が少なく、打った後に突っかからず、するりと抜けます。 フェースを開いても刃が浮かない点や、ソールの前段の狭さなどを考えると、ミスを消したい初心者より、ウェッジワークの得意な上級者が垂涎のモデルだと思います。 よく考えられたソールではありますが、抜けすぎる為、球に刃を入れる場所次第で、球質と結果がけっこう変わると感じました。クリーンに打った時と滑らせた時で、球質は違えど同じ距離になる、帳尻が合う様な易しさは無いかな。 そういう意味では寛容性はあまり高くないとも言えます。 使いこなせる技量がある上級者に薦めたい1本です。2024/11/14(木)21:09ヴァル
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L.A.B. Golf/ダイレクト・フォース 3 パター異形なヘッド、特殊なグリップではありますが、究極のネオマレットパターのひとつだと思います。 トルクレスモデル(重心距離ゼロ)のパターは、つるやの重心ゼロパターなど、今までも存在しました。 このDF3は、ネオマレット形状の安定感、ハンドファーストによる始動のし易さ、トルクレスによるストローク中のストレスの無さが素晴らしい。 ヘッドを真っすぐ動かそうとした場合、一般的にはフェースバランスパターが向いています。 しかし、それらフェースバランスのパターですら、DF3に比べるとストレートに動く事に抵抗を生じているのだと感じる位、ストレスフリーです。 また、パッティングにおいては、バックスイング中、ヘッドが揺れてしまう事があります。 普通のパターであれば、フェースが開いたり閉じたりしながら揺れますが、DF3の場合、自分から見た上下(トゥヒール方向)に揺れる事はあっても、開閉するような揺れ方をしない。 パターが一切回転しようとしない=フェース向きが変わらない。 これが、大きな特徴だと思います。 ロフトは5度。少しハンドファーストに構える様に、グリップに対してシャフトが斜めに挿してあります。 ハンドファーストにする事で、5度のロフトは2~3度程度まで、起き上がる仕様です。 シャフトの対して、フェース面が前に出ている(オフセットが無い)ので、従来のパターから変更すると、最初は違和感があります。 アライメントもアドレスも少し変わるので、どう打つのが正解か?を、自分なりに模索する必要はあります。 打感も悪くないです。 フェースインサート無しのパターであれば、むしろ柔らかめの方だと思います。 セルフカスタムは不可です。 ウエイトビスの配置で、重心が精密に計算されているからです。 購入する場合、カスタムを薦めます。 ストックモデルや中古もありますが、せっかく高価なパターなので、オンラインフィッティングなどを受け、ライ角、長さなどを、しっかりカスタムして、自分のオンリーワンパターに仕上げて、注文する事を薦めます。 カスタム時、シャフトは複数から選べます。 私はACCRAシャフトを選択しましたが、特に柔らかすぎる、硬すぎる感じもなく、スムーズなフィーリングを得られます。 同社のMEZZ1系も素晴らしいですが、長尺にしないのであれば、安定感でDF3かなと思いました。 形状に対する抵抗はあるかも知れませんが、ネオマレット一筋のパットプレイヤーであるなら、一考してみるのも良いかもしれません。 格好いい見た目や、有名ブランドではなく、パターとしての機能に一極集中させたモデル。 ハマれば一生モノかもです。 ただ、高額なので、誰にでも薦められるパターではありません。 特殊なパターの機能を理解し、必要な打ち方、構え方が出来る…、ゴルフが生活の一部になっている様な、上級者に薦めたいです。 参考になれば。2024/11/5(火)11:55ヴァル
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三菱ケミカル/ディアマナディアマナ BB シャフトディアマナ青系の新作です。 TBの後継になるかな、良いシャフトだと思うのでレビューします。 ・見た目 WBと同じく、マットブラックを基調とし、白い花のデザインが施されています。中央にはターコイズブルーにDiamanaのロゴ。 落ち着いた印象を与える見た目に仕上がっています。 新素材、新技術を散りばめたシャフトですが、大事なのは結果。打ってみてどうかです。 ・振り感 どこか一部分が硬いとかは無い、青マナ系らしい振りやすさがあります。 ただ、TBに比べると少しハードになった印象もあります、全体的にハリ感というか、大きくしならない印象を受けました。 しなりづらい分、振り負けしない、当たり負けしない強さを感じます。 ・弾道 コースでのテストでしたが、一球目だけ振り遅れてスライス。後はドローでまとまりました。 打ち出し角度はあまり高くありません。中弾道でやや捕まる感じ。ヘッドがGT2の事を考えると、ほぼニュートラルに近いんじゃないかと思います。 中弾道ロースピンな事を考えると、ヘッドターンはするが上には向きづらい動き方をするのかな?と思います。 大きくしなって弾き飛ばすタイプのシャフトではないと思いました。スイングなりの球が出て、安定して飛距離を稼げる実戦向きのモデルじゃないかと。 少しハードに感じる面もあるけど、振りやすく癖も少ない。 ハマれば手放せない飛距離と安定性能だと思います。 もう少し試して、素性を明らかにし、また投稿したいと思いますが、まずは参考になれば。2024/9/12(木)10:54ヴァル
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タイトリスト/GTGT2 ドライバー1度目の試打レビューを書きましたが、製品版が届いたので、再度レビューします。 まず…、試打の時に違和感を感じた「空気抵抗によるHSアップ…」という点。 製品版を振り比べましたが、これはありません。 私のレビューの中でも疑問符をつけておりましたが、参考にされてしまった方には陳謝致します。 とは言え、悪いヘッドではないです。TSR2の微バージョンアップだと思います。 TSR2との比較です。 ヘッド重量(スリーブ無し)は、TSR2が195g、GTが196g。 これは、個体差の範囲内だと思います。スリーブをつけると200gを超えてくるので重量級ヘッドですね。 ヘッドを並べ比べると、造形はほぼ同じですが、GTの方が少しだけクラウンが低く見えます。その他はほとんど変わりません。 クラウン後部のウエイト形状が変わっているため、TSR2から転用は出来ません。 計測しながら複数球打ちましたが、初速性能はほぼ同じです。 弾道特性としては、TSR2に比べ、GT2の方が、打ち出し角は少しだけ上がり、スピン量は少しだけ少ないと感じます。 本当に微妙な差ですが、重心が少し下がった感じです。 打点の寛容性はどちらもそこそこに高いですが、GT2は特にヒール側が強くなっており、手応えでわかる程のミスでもあまり距離が落ちません。 打音は違います。文字で表すのは難しいですが、GT2の方がスマートというか、音が小さく短くなってる感じです。 サクッと総評します。 TSR2と同じではありませんが、違いを感じるのは重心が低くなってる点ぐらいで、そこまで進化しているわけではないです。 TSR2で充分に適正データが出ている方なら、買い替える必要はないと思います。 少しでもスピン量を減らしたいなら検討でしょう。 比較ではなく、単体としてみた場合、良いヘッドだと思います。 適度な捕まりと上がりやすさ、寛容性も結構高く、見た目も悪くない。タイトリストらしい格好良さはありますが、難しいクラブではないです。 問題はコスパですね。この価格出すなら、他のメーカーの方が…って思ってしまいます。 圧倒的な何かがある訳ではないので、マークダウン、もしくは中古のTSR2を買う方が、コスパの面では明らかに良いです。 私の場合、スピン量が減ったせいか、少しだけ平均飛距離は伸びました。 とは言え、5球づつ打ち比べて平均5y程度なので、プラシーボ効果、新車効果などを否定できない自分がいます。 参考になれば。2024/8/22(木)23:07ヴァル
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タイトリスト/GTGT2 ドライバータイトリストの新作です。 試打が始まったので打ってきました。 見た目です。 構えた感じはTSR2と大きな差はありません。TSR2の方が少しだけ後部が長く大きい様にも見えますが、測らないとわからないです。 芯の上、クラウンの表記部分がGTになってます。 ソールは結構違いますね。あまり凹凸がなく、すごくシンプルなデザイン。 タイトリストは、基本的にシックなデザインなので、らしいと言えば、らしいですね。 TSI、TSRシリーズの完成度が高かっただけに、「前作とあまり変わらないだろうな…」と、打つまでは思ってました。 打ってみます。 なるべく正確にヘッドの特徴を知る為に、自分のTSR2を持ち込み、打ち比べ、GT2にも自分のシャフトを挿して試打を行いました。 TSR2で3球、シャフトを変えGT2で3球。 GT2の方が平均11y位飛んでました。 「何故だろう?」と、フィッターに聞くと、「HSが上がってます」と言われました。 新作だからと振り回すとか、自分で振り方や力感を変えたつもりは、一切無いです。同じ様に振ったつもりです。 「空気抵抗の違いだと思います」とフィッターに言われました。 正直、眉唾ものです。 クラブヘッドに僅かな形状差で、空気抵抗がそこまで変わる事はないと思ってますし、それでHSは2も上がるとは考えづらい。 しかし、現実として計測されてる数字は、平均HS44→46、平均飛距離252y→263y。 打ち出し角度、バックスピン量は大きく変わらず。 試打モデルは当たりヘッドを使うので、初速の数字が良い事はあります。その為、飛ぶ事もある。 ただ、計測HSが上がってるのは解せない…。 確かに振り抜きは良かったけど、そこまで変わるかなぁ…と。 でも、フィッターが機械をイジった感じもなかったし、正直、このクチコミを書いてても、あまり自信無いんですよね。 皆さんのクチコミも聞いてみたい所です。 打感や音に関しては、TSR2と結構違います。 フェースの金属素材や背面形状が変わってる様です。 打感は柔らかいけど、音がうるさくなった様な気もします。 ただ、これもHSが違えば衝撃音が変わるから、開けた所で打ったらどうなのか? ディナリのレッドシャフトも打たせてもらいました。 柔らかいですね。この辺りは前作のTSPシャフト同様ですが、TSPの方が好きですね。ちょっと柔らかすぎるかも? 総評です。 現時点では、TSR2からのバージョンアップだと考えます。 飛距離性能が高く、スタイリッシュなデザイン。 高い寛容性と、少し捕まる特性は、そのまま継承されている感じです。 空気抵抗…、本当なのかなぁ?と疑問符だけ付けておきます。 ドライバーとして、満点をつけたい所ではありますが、コストパフォーマンスの部分で減点しときます。 SM10ウェッジ同様、今回のGTドライバーも基本的に値引きがありません。 ノーマル10万越えのドライバーですので、コスパとしては、甘めにつけても、3までかなと思います。 その他は満点です。 参考になれば。2024/8/4(日)19:05ヴァル
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グラファイトデザイン/TOUR ADツアーAD VFHBツアーAD VFのハイブリッド用です。 デザインはウッド用シャフトと同じく、赤と黒のデザイン。 もう少し早く出てたら、ステルス系と相性のいいカラーリングだったなぁ…と。 スペックは85S。ハイブリッドに使用する方が多い重量だと思います。 実測重量は86g。使用するヘッドは235g、グリップは50g。 ヘッドの表記としては♯4(23度)なのだけど、ヘッドが軽いモデルなので、長めに組まないとバランスが出ない。 ヘッドが軽い事と、VF自体がハードな事を踏まえ、今回はチップカットせずに、40.25インチD1.5で仕上げました。 打ってみると、ウッドシャフト同様、かなりハードなシャフトだと感じます。 左に行く球はほとんど出ないし、長さに対して、ロフトが寝てるクラブなんだけど、吹けない。 ロフトの分高く打ち出されるけど、そのまま棒球で飛んでいく様な感じで、飛びましたね。 この手のシャフトは、ハードヒッターは好物でしょうね。 パワーを飛距離に還元しやすいシャフトだと思います。 ハイブリッドシャフトに、元調子系を入れてる方や、フック系のミスを減らしたい方は、試す価値あると思いますよ。 参考になれば。2024/8/3(土)20:07ヴァル
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デザインチューニング/コアデザインチューニング コア シャフトメーカーの謳い文句は「ど真ん中シャフト」…らしいです。 ATTAS V2みたいですね。 COREは、デザインチューニングのシャフトの中での、ど真ん中の位置づけ。 同社のVECTERやBRIMなどのちょうど中間に位置する性能です。 粘って、走って、しなって、戻る。 振りやすさに重点を置いた、全体調子系の中調子みたいです。 スペックは50X。ヘッドはTSR2。 重量は309g、45.25インチ 振動数はまだ未計測ですが、メーカーカタログを見る限りは、255cpm付近だと思います。(機会があれば追記します) シャフトデザインは格好いいですね。ベクターEXもそうでしたが、「デザインチューニング」ですからね。(ちなみにHPも格好いい。) 打った感想です。 この手の、癖がないシャフトというのは、表現が難しいです。 全体がしなるムチのようなイメージかな?と思ってましたが、ちょっと違うかな。 動くには動くけど、速い動きはしない感じ。 どこか一部分だけがしなるタイプじゃないからか、振動数より少しだけ硬くも感じる。 振りにくい感じはしないが、頼りないとかではない(まぁ、Xですしね) 個人的には初代THE ATTASが近いような…。 同じメーカーで比較すれば、ベクターEXの方が走るので、初速面では有利だと思いますね。 ただ、ミスの強さや低スピン性はCOREの方が少しだけ上かな…と思う。 ATTAS V2と比べると、V2の方が動きがはっきりしてる感じがします。V2は中間はしなるが先端が硬い、COREは全体が動くので、どこがどう…というのはちょっとわかりにくい。 同じ「ど真ん中シャフト」でも、解が2つある感じで面白いなと思いました。 癖のないシャフトを使いたいなら薦めますが、どういうタイプに合うか?ってのはありません。 ベクトルとしては、ちょっとだけ右なのかな?って気もします。手元がやや動く以上、遅れやすい面はあるような気がするんですよね。 注意としては、これを使ったからと言ってストレートボールが打ちやすくなるとかはありません。 打ち手の邪魔をしないタイプのシャフトです。 他人と違うシャフトを使いたい人は、一考してみても良いかもです。2024/7/25(木)18:06ヴァル
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バレシウス/トライファス フェアウェイ TFWバシレウスのFW専用シャフトです。 愛用していて、6S、7S、8Sを全て所持しています。 デザインは、シルバーに赤と黒の配色がされ、格好いいです。 バシレウスのシャフトはデザインが格好いい物が多いですね。 このシャフトの特徴の一つに、チップカットする前提で作られている事が挙げられます。シャフト長を45インチにし、最大2.5インチまでチップカット可能。 実際にそこまで切る事は少ないでしょうが、FW専用に作られた感はありますね。 スペックです。 調子表記は、重量によって違います。 軽いほど先調子、重いほど手元調子にフローしていく流れです。HS帯に対しての配慮でしょうね。 6S(中元調子)で話を進めます。 68gと60g台後半の重さになります。 私の場合、4Wに6S、7Wに7Sを使用していますが、スピン多めで球を浮かしてくれる傾向があります。 「どの部分が硬い」とかは明確に感じる事は出来ないです。 切り返しから動いて、インパクト付近でも急な動きはしないので、全体的にしなやかに動いている感じがします。 4Wを42.5インチで組んで、振動数265cpm(チップカット0.5) Sシャフトとしては、妥当な所だと思います。 コスパも悪くないです。FW用としては、この位のシャフトで十分。 飛距離性能は、他のドライバー用のシャフトに比べると正直劣ります。 私自身、このシャフトが振りやすかった為、ドライバー仕様にカスタムして組んだ事がありますが、飛距離は出なかった経験があります。 ただ、ドライバー用シャフトは、性能が尖ってる物が多いので、それを入れてミスるよりは、こういうマイルドなシャフトを選び、簡単に運んでいく方が、FWの扱いとしては楽だと感じます。 ・球を上げたい、止めたいが、手元硬い系、先調子系は苦手。 ・100点の飛距離じゃなくていいから、楽に運びたい。 ・FWシャフトにあまりコストをかけたくない。 そんな方はおススメです。 参考になれば。2024/7/11(木)10:53ヴァル
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プロギア/RS-XRS ドライバー (2024)かなり捕まるんだけど、シャフトだろうか。 フェースが被って入りやすく、右に低く出て、左に大きく曲がる。ローフック系の球が頻発しました。 イージー、易しいという表現で言えば、簡単に捕まるし、その球なりに安定はしてるので、スライサーには使いやすい気がします。 大慣性モーメント系ドライバーでスライスが止まらない人より、元々のスライサーの方が合いやすい気はします。 打感は硬質感があり、硬い部類だと思います。 飛距離としては普通か、少し飛ぶ感じです。 PRGRは元々飛ぶけど、純正シャフトが緩い傾向があるので、試打データを鵜呑みにしてカスタムシャフトを組むと、大して飛ばないって事はありそうです。 このドライバーは各モデル毎(FやMAXなど)の性能差が大きく付けてあると感じます。 ヘッドの選定は慎重に行う方がいいでしょう。 悪いクラブではないですが、コスパは微妙だと思います。 総評すれば、飛びついて買うほどの魅力は無い…ってのが本音です。 参考になれば。2024/7/9(火)11:01ヴァル
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グラファイトデザイン/TOUR ADツアーAD VFスペック6S ヘッドはQi10ドライバーの10.5度です。 友人が買ったので打たせてもらいました。 デザイン格好いいですね。 赤と黒、なんか懐かしい、昔のI-65を思い出します。 傾向も似てるかもですね。 素振りしてみると、硬いなぁと…。 ツアーADのハード系スペックってこういうの多い。振動数以上に硬く感じるし、動き自体が小さい感じ。 一発目は高目ストレート弾道。 「捕まらない」って聞いてたから、捕まえに行ってストレート弾道。 飛距離そこそこだけど、多分、シャフトがちゃんとしなっていない感じがします。 マン振りしてみても、硬い…、ほんとに6Sなの?これ。 感想です。 動きが小さいシャフトだと感じます。 スイングテンポの速い人、切り返しで大きくしならせられる人の方が合うのかも。 私はちょっと合わないですね。硬すぎて切り返しでの身体への負担が大きすぎます。 左に行く気配はほとんどありません。左を嫌うハードヒッターや、フェーダーの方が扱い易そうに思います。 安定系のシャフトで、パワーで飛距離を出せる人には向いてます。 シャフトのしなりで飛ばしたい、初速を出したい方はやめた方がいいです。 合う人には合うが、合わない人は全くダメ、人を選ぶシャフトです。 同じ中元調子でも、ディアマナ系やATTAS系の方が万人向けで受け皿は広いです。 ご自身のスイングタイプを考慮して、検討してみてください。 参考になれば。2024/7/2(火)00:08ヴァル
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テーラーメイドゴルフ/バーナーBRNR(バーナー)ミニドライバー2024バージョンになってデザインが変わりましたね。 ソールのロゴがクラシック系になったのは、個人的にどうでもいいんですが、クラウン部分がSIM系のフレームの様に色分けされて、コントラストがはっきりしました。 その分、フェースをターゲットに向けやすくなったとかんじます。 ヘッドの性能面は、前年作とほぼ同じだと思います。 シャフトも同じプロフォース65。純正シャフトですが、素直な中調子でしなりが感じやすく、飛距離性能、捕まり感も良い、万能感があります。 低スピン化させたいなら、カスタムシャフトでしょうが、まずは純正シャフトを試してからの変更を薦めます。 ヘッドは捕まりやすく、しっかりミートさせられるプレーヤーであれば、大曲りは減らせます。 低めのティアップでフェアウェイウッド的に打てば、中低弾道の安定したティショットが打ちやすいです。 大型ドライバーに飛距離では劣りますが、95%程度の飛距離が出せますので、使用しやすい場面もあるでしょう。 ドライバーが苦手だから使うだけでなく、コースマネジメントにも一役買ってくれるクラブです。 直ドラも可能ですが、3Wで打つ方がはるかに簡単。 芯を食わせて浮かせて距離も確保するには、それなりの技量が必要です。 ミニドライバーは各社からいくつか出ていますが、このバーナーミニドラは非常に完成度が高いので、ミニドラに興味があるなら、これ買っとけば間違いないと思います。 参考になれば。2024/6/15(土)01:16ヴァル
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藤倉コンポジット/スピーダーダイヤモンドスピーダー(2024)フジクラのジュエルライン新作。 スペックは4SR、ヘッドはステルス、長さは45.25。 私は普段、6Sで振動数260付近のドライバーを使用しているので、4SRだと明らかなアンダースペックなんですが、さてどうなるか。 見た目はブルーメタリックとシルバーの高級感あるカラーリング。デザインが格好いいですね。 ワッグルすると、グワングワンとしなります。 表記は中調子ですが全体的に動きますね。 スペックが柔らかい事もあるけど、全身がバネみたいなシャフトで、高初速が期待できます。 素振りをするとさすがに軽い。シャフトが50gを切ってるので、総重量も290gを下回ってるかもです。 ただ、大きくしなった分だけ、高速で戻ってくる。 頼りないというより、大きなしなり戻りを発生させやすい感じがします。 打ってみます。 こんだけ柔らかいのに、思ったほど遅れないです。 厳密には遅れてるんだろうけど、フェースが開きづらい感じですね。トルクを絞ってるからか、スペック以上のオーバースピードで振ってもそれなりに付いてきます。 例えば、頼りない純正SRシャフトとかだと、しなり戻りが間に合わず、フェースが開いてスライスするか、上から入ってスピン過多になるんですが、ダイヤモンドスピーダーはそれが起こりにくいです。 初速は明らかに速い。練習場の計測器でに数値ですが、自分がエースクラブより初速が2m/s程速い。 少しスピンが多いせいで飛距離自体はエースクラブと変わりませんが、このボールスピードは魅力的だなと。 4SRではなく、5Sや6Sを試してみたいと思えるシャフトでした。 飛距離重視の方、シャフトの力で飛ばしたい方、しなりを感じて打ちたい方などには合いそうです。 しっかりしたシャフトでハードヒットしたい人には不向きかもですね。 トルクが絞られてる分、多少アンダースペックでも受け止めてくれる気がします。シャフトのしなりを最大限に使える様に、1〜半フレックス落として使ってみるのも、面白いかも知れません。 参考になれば。2024/4/23(火)08:47ヴァル
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キャロウェイゴルフ/X FORGEDX フォージド スター アイアン(2024)X -FORGEDのストロングロフトVer.です。 素材や製法も同じで、ロフトが立ってる事と、少しワイドになっている点が特徴です。 ターゲット層としてはアイアンに飛距離と寛容性を求めつつ、打感も妥協したくない方向け…でしょうか。 さて、実際に打ってみると、構えやすく、打感も良い。 球もそれなりに操れるのだけども…、簡単か?と言われると、ちょっと悩みますね。 まず、同じ素材、製法であるが故に、重心位置があまり低くなっていない様に思います。重心が低くない事でスピンは結構入りますが、ロフトが立っている事で、打ち出し角が一気に下がる。 そこそこパワーがないと球を上げられないし、止められないんじゃないかなと。低めのHSに方が飛距離を稼げるタイプのヘッドではない様に感じました。(そういう方のためにスター+が設定されているのでしょうが…。) シャフトの工夫でなんとかなる範囲だと思いますが、簡単に上がって飛ぶストロングロフトアイアンと考えない方が良いかもですね。 ・HSがそこそこあり、飛距離も打感も欲しい方 ・デイロフトで当てられない、入射角が浅い事で飛距離をロスしている方 こういうタイプの方には合いそうです。 参考になれば。2024/4/20(土)07:25ヴァル
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キャロウェイゴルフ/X FORGEDX フォージド アイアン(2024)上質な鍛造セミキャビティアイアン。 小ぶりで高い操作性がありながら、寛容性も程々に持たせた、難しすぎないプロモデル。といった印象です。 昔はこういうアイアンが、各社のスタンダードモデルとしてラインナップされていましたが、技術の進化やニーズの変化で少なくなり、今は逆に真新しさを感じます。 基本、上級者向けですが、技術向上を望む若い方に、ぜひ使っていただきたい。 簡単なモデルを使っていたら気づかない、アイアンの技術を学べるアイアンだと思います。2024/4/19(金)14:53ヴァル
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USTMamiya/ATTASATTAS MB-FW For Fairway Wood全体調子の様な中調子だと思う。 FWシャフトで悩んでいるなら、お勧めしたい。 振りやすく、癖が少なく、変な動きもしないが、拾う、上げる、飛ばす。と、シャフトの仕事はキチンとしてくれる。 捕まりも程よいので、ベーシックなシャフトに戻りたい方や、初心者から上級者まで幅広くお薦め出来る。 ターゲット層としてはアベレージ〜セミハードヒッター。 HS48以上出る方には、ちょっと頼りないシャフトになりそう。使ってるドライバーシャフトが60g台前半までなら、FWも流れ良く組めると思います。 参考になれば。2024/4/18(木)07:19ヴァル
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USTMamiya/LIN-Qリンク ブルー EX シャフト左を消せるタイプのシャフトで、結構ハードな仕様だと思う。 ヘッドはQi10MAXの10度だったが、ロースピン中弾道。普通に振ったら右プッシュ、しっかり捕まえて、ちょいドロー。という雰囲気でした。 中元調子らしい切り返しのしなり感と、インパクトで負けない先端剛性の高さ。ハードヒッターなら飛ばせるスペックだと思うし、コントロールしやすいシャフトだと思う。 反面、球を上げたい方、シャフトで捕まえたい、飛ばしたい方には不向き。初心者には扱いづらいというかオススメしない。 黒ベンタスやブラックTRなどの感触が好きなら試打してみても良いと思う。 最近、この手のシャフトはベンタス系の一人勝ち状態なので、対抗馬になり得るシャフトの登場は市場的にも良い事だと思う。 参考になれば。2024/4/18(木)06:35ヴァル
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藤倉コンポジット/VENTUS24 ベンタスブルー24ベンタスブルーのレビューです。 簡単なスペックはこんな感じです。 シャフトスペック 6S カット前重量 65.6g ヘッド TSR2 10度(196g) グリップ ツアーベルベット(51.5g) 総重量 320g 長さ 45.25インチ バランス D2 振動数 255cpm 24ベンタス…、トゥエンティフォーベンタスって読むのかな? 格好いいけど長いんで、ニーヨンベンタスって呼んじゃいそうです。 デザインは前作の紺色から、マット気味の明るい青色に変わりました。 ツヤ消しでは無いけど、3分ツヤくらいでしょうかね。好感が持てる色合いです。VENTASの文字も中抜きになりましたね。 先端のVELOCOREの所に、丸で囲まれた+の文字。VELOCORE Plusって事で、新しい素材を使ってるみたいです。 打つ前に事前情報を入れたくなかったですが、先端は前作より硬くなり、中間部分のしなり感を強めているらしいです。 振動数は意外と低いんで、メリハリをつけてきたのかな?と…。 青ベンタスは、私的にはあまり得意なシャフトでは無いんですが、打ってみました。 まず、手元と先が硬いです。中間は動いているんですが、切り返しで溜まる感じが希薄ですね。(この手元の硬さが苦手 ) 特筆する点は、当たり負けにさらに強くなった点かな。 データを取りながら打ってましたが、打点が少しズレてもボールスピードが落ちづらい、揃ってる感じがしました。 ボールを弾き飛ばして初速を出すタイプのシャフトじゃないですね。スイングパワーを余す事なく伝えられるタイプのシャフトだと思います。 特性や捕まり感、振り感は前作とあまり変わらないです。 前作のマイナーチェンジ、ブラッシュアップって感じがしました。 私の場合、目隠しして打ったら、前作との違いがわからないと思います。普段から青ベンタスに慣れてる方が打てば、微妙なフィーリングの差を感じ取れるかもしれませんね。 5Sと、6Sで結構硬さが違うみたいなんで、購入時はご注意を。 この先、24ブラックが出れば、爆発的に売れそうな気がします。 参考になれば。2024/3/27(水)01:04ヴァル
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キャロウェイゴルフ/APEXAPEX UW(2023)前作も購入しましたが、あまり使い勝手が良くなかったために売却。価格が下がり出した現在、今作の購入に至りました。 やわらかい打感、低めの金属音。ヘッドの安定性も高く、高水準なクラブだと思います。 しかしながら、特殊な作りになっているヘッドの為、購入する前には知識が必要です。 ・UT的な部分 ヘッド外観とヘッド重量 ・FW的な部分 ホーゼル径(UT用シャフトは入らない) 選べるシャフトがウッド系になる事から、リシャフト価格は高くなりがちです。 また、ウッドシャフトを使用しつつ、UTの重さにするためには、シャフト重量をある程度確保しないといけませんが、市場に出回るウッドシャフトで90g以上ある物は少ないです。 目的の重量がない場合、長めに作ったり、軽め硬めにしたり、少し工夫が必要。 また、重いヘッド重量に耐えるために、チップを大きくカットする必要があるため、シャフトの「おいしい部分」が活かしづらくなる。という、目に見えない欠点もあります。 このヘッドの特徴を活かせるシャフトが、まだ市場に少ない。と言えるかもしれませんね。 UTヘッドとして見た場合、ヘッド後方が伸びた易しい見た目をしていますが、ウエイト位置は前方。 高く上げるというより、スピンを抑える工夫が見えます。 チップの細いウッドシャフトを使うので、先端剛性が下がる分、球は上がりやすくなる傾向になります。ヘッドの性能で高い球が打てるというより、使用しているシャフトと相まって高い球が打てている。というのが私の認識です。 見た目や長さはUT仕様ですが、その実は「吹けにくいショートウッド」みたいな位置づけで考えた方が良いクラブではないかと思います。 FWで使用しているお気に入りのシャフトがあれば、それをスペックアップして、UWに入れてみるのも良いと思う。 リシャフトを前提で購入するなら、シャフトまでしっかり検討してから購入された方がよいでしょう。 その際、チップカット量や、重量などの選定が難しい部分もあるので、クラフトマンとよく相談しましょう。 クラブの知識が乏しいならば、普通のUTを買う方が無難だと思います。 もし、このUWを検討してて、シャフトのチップ径問題で行き詰っているならば、WAOWWのRV555-UTが、ほぼ同じ見た目と性能(音は違い、少し高めの金属音)ですので、そちらも視野に入れてはどうかと思います。 参考になれば。2024/3/13(水)11:51ヴァル
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三菱ケミカル/テンセイテンセイ プロ ブルー 1Kスペックは60Sです。 素直に良いシャフトだと思います。 表記は中調子ですが、メーカーも謳ってる通り、クセのない全体調子で、高性能な純正中調子シャフトを振ってる様な感覚です。 高い打ち出し、吹けずに奥伸びする弾道。先端はそこそこ硬いんでしょうけど、それを感じさせない滑らかさがあり、手元のしなり感と軽い捕まり感で、気持ちよく振り抜けます。 シビアにヘッドコントロールしたい方には、ちょっとまったりしすぎてるシャフトかもしれませんが、あまり背伸びをせず、安定して運びたい方には良いと思います。 まったりとはいえ、よく動くシャフトなので、飛距離性能はかなり高いです。 強振すると少し左右に散る傾向はありますが、最近の三菱の中では、最も好きなシャフトですね。 唯一、残念なのが、見た目ですね。 デザインが悪いとかではなく、テーラーメイドが採用してる純正シャフト版のテンセイも、ほぼ同じ見た目なので一見して、カスタムなのか純正なのかわかりづらいですよね。(特にブルーと、今度出るレッドは…) そこまで気にする訳ではないですが、せっかく高いカスタムシャフト入れてるのに、所有欲が全くないのが残念な点かなと…。 カスタムモデルと、純正シャフトとの見た目の差別化は必要事項だと思うんですがね。 特に後追いでカスタムを出すならば…。 ちょっとボヤキでしたがデザイン問題は置いといて、性能面で満点をつけたいと思います。 参考になれば。2024/2/20(火)00:58ヴァル
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三菱ケミカル/ディアマナディアマナ WBG430 10Kに挿して打ってみました。 スペックは63S。長さは45.25です。 白マナの後継という事で、元調子で左を消せる低弾道系、ロースピンシャフトだと思っていましたが、私が打つ限りは全く違う弾道結果でした。 打ち出し角がそこそこ高く、バックスピンがかなり入る上に…捕まる。 全然、思ってもみなかった弾道が連発して、高いドロー系なのに飛距離が全く出ない。 完全に吹き上がってる感じです。 ヘッドのせいかと思い、テンセイブルー1K 60Sに挿しかえて打ってみましたが、こちらは同じ高弾道ドローでもあまり吹かずに奥に伸びていく弾道。スピンが程よく抑えられてる感じでした。 練習場テストで、結構な数を打ちましたが、平均して15y。 MAX飛距離で20y以上の差が出る結果で、これは完全に合わないシャフトだなと。 正直な感想を言うと、「白マナらしくない。」 この一言に尽きるかなと思います。 これが良い方に働く方と、悪い意味になる方がいると思いますが、私は完全に後者の様です。 挙動としては、切り返しの手元のしなり感、タイミングの取りやすさはあります。この辺は白マナ感はあるんですが、先端側も動くから、捕まえにはいけない。 だから、そのまま上から入って、吹き上がるみたいな… 私も今まで多くのシャフトを打ってきて、それなりに打ちこなせる方だと思うのですが、これはちょっと難しいなと。 シャフトの良し悪しではなく、合う人、合わないがハッキリ出るシャフトかもですね。 新しい素材や製法を用いた新設計シャフトらしく、この値段での販売は実は破格らしいんですが…、良い素材を使ったからと言って、良い結果になるとは限らない。 本当にシャフトは難しい。 参考になれば。2024/2/19(月)02:37ヴァル
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コブラゴルフ/DARKSPEEDダークスピード LS ドライバーダークスピードレビュー3機種目は、LSです。 過去、コブラはロースピンモデルには定評があります。 3機種レビューを書いてるので、デザイン等についてはダークスピードXの方を参考にしてください。 打ってみます。 X、MAXと少し打感が違います。硬いというか球離れが少し早い様な…? 引っ付いてる感じは、XやMAXの方がありましたね。 打ち出し角度としては、9度~12度と低め。スピン量は2400回転前後。少しドロップ気味です。 弾道としては、やや左に飛び出し薄いフェードです。 低弾道系のフェードが打ちやすい…と言うより、私のHSが足りないかもですね。LS系はパワーヒッターでないと、性能が出しにくいですからね。 総評 基本的にはパワーヒッター向けですね。 重心が浅い分、打ち出し角度が上がりづらいので、計測の際、ボールスピードやミート率は高く出やすいです。 ただ、暴れやすい面もあるので、パワーヒッター、もしくは一発の飛距離が欲しい方向けだと感じます。 ダークスピードに限った事ではありませんが、球を落ち着かせたいなら、XやMAXを選ぶ方が良さそうです。 参考になれば。2024/2/14(水)11:45ヴァル
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コブラゴルフ/DARKSPEEDダークスピード MAX ドライバーコブラの新作ドライバー、ダークスピードレビュー2発目は、捕まり系のMAXです。 同じシャフトで3機種レビューを書いてるので、デザイン等についてはダークスピードXの方を参考にしてください。 打ってみます。 ヘッドがターンする力が大きく、かなり捕まり感があります。 打ち出しからやや左。そこから大きく左に曲がっていきます。 コースで打ったらOBだろうな…って感じです。 フェースが被って入ってる割には、打ち出し角はそこそこあります。11度~13度くらい。スピン量も2700付近で推移していました。 試打は3球のみです。明らかに合っていないので、フィッターがすぐにヘッドを変えた事もあるけど、捕まるクラブを振って左にミスしてると、それに合わせてスイングで逃がしてしまうので、3球でやめておこうと思いました。 打感的にはXとほぼ同じです。柔らかい打感と、すこし低めの音です。 総評 右を怖がるスライサーにはお薦めできます。良く捕まるし上がる。手元が先行して振り遅れてしまう方には補正してくれやすいヘッドです。 大型ヘッドで右にすっぽ抜けてしまう方にも、このヘッドは合いそうに思います。 Xとしっかり違いがあるので、十分に試打した上での購入をお薦めします。 参考になれば。2024/2/14(水)11:27ヴァル
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コブラゴルフ/DARKSPEEDダークスピード X ドライバーコブラの新作ドライバー。 試打機会があったのでレビューします。 ノーマルのX、捕まり系のMAX、ロースピンのLSと3機種でのラインナップです。USにはツアー仕様の短尺モデルもある様ですが…。 ダークスピードの冠通り、全体をマットブラックで統一した渋めのデザインで好感が持てます。 丸型というより、三角形に近いフォルムで、キャロウェイのAi SMOKEとか、形的には近いかなと思います。 試打シャフトは純正のツアーAD6S。 詳細は知りませんが、特に癖がなく、しなりを感じやすい中調子って感じがします。 早速打ってみます。 しなりを感じやすいシャフトと、心地よい打感です。 音はうるさすぎず、打感は柔らかめです。音に関しては鳥かご環境が変わると反響も変わるので、外で打つと違うかもです。 弾道としては打ち出し角で12度~14度。スピン量は2600~2900の間でした。 3球打ちましたが、球がやや右に飛び出す点から、慣性モーメントが高い事が伺えます。そこからややドローがかかり、中央に戻ってくる様な弾道でした。 スピン量がやや多いのシャフトのせいもあると思うけど、キャリーとランのバランスが良い、ナチュラルドローが打ちやすい設計だと感じました。 総評 3機種の中では中間的な位置づけで、恐らく最も万人受けする設定でしょう。 高い慣性モーメント、軽い捕まり感、深く低い重心位置。 飛距離も寛容性も高水準なニュートラルなヘッド特性…と言った感じです。 コブラ社は宣伝が下手なメーカーなので、名前は知ってるけど使用者は少ない。日本では少しマイナー化してますが、性能面では外ブラ大手4社に一切引けを取りません。 他人と違うクラブが欲しい方、ダークスピードの見た目に好感が持てる方なら、一度手にしてみても良いかもです。 私はちょっと欲しくなりました。 参考になれば。2024/2/14(水)11:15ヴァル
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テーラーメイドゴルフ/Qi10Qi ウィメンズ アイアンレディースアイアンのクチコミはあまり無いので、書かせていただきます。 当方、男性ですが女性のHSに落として振った上での感想です。 昔から、レディースアイアンの中でもテーラーメイドは、ハードなクラブを用意しています。 このアイアンもシャフトが「TM40」とありますが、実際にはLフレックスもAフレックスも、重量が50g台後半。総重量が7番で345g以上。 これらは、他社のレディースアイアンに比べると、ワンランク以上ハードなスペックで、過去に他スポーツの経験を持つアスリート系女子ゴルファーをターゲットにしているのでしょう。 ちなみに、過去モデルM4、SIMも似たようなスペックです。 実際に打ってみます。 試打はAフレックス。ワッグルするとしっかりしており、女性物と思えない印象があります。シャフトが短い事もありますが、シニア向けのアイアンのRスペック相当はありそうな感じがしました。 シャフト重量がある割に、バランスは軽めなので、振り抜きやすいんですが、シャフトの動きが、ややわかりづらいです。 Aフレックスはかなりしっかりしてて、ハリ感があります。 HS30前後で振ってみましたが、粘り気、しなり感を感じづらかったです。 ボールがやや上がりづらく、前には飛ぶものの、上には浮かない。打ちだし角が低く、スピン量も少ない中弾道ライナーが頻発します。 飛距離面で有利さはありますが、ボールを止めることは、非常に困難なアイアンだと思います。 総評 表記は7番アイアンでも、ロフトは28度と超ストロングロフト。 それに加えて、長さは女性用なので36.25インチ。 これを男性用モデルに置き換えると、6番アイアンのロフトを9番アイアンの長さで打っている状態と同じになります。 低重心ヘッドだとは言え、シャフトのアシストがないと、打ち出し角、スピン量とも稼ぎづらく、とにかく高さが出しにくい。 正直、これは難しすぎるのでは…?と感じました。 もし、検討されるのであれば、この辺りも含めて検討された方が良いと思います。一般的なHSの女性(ドライバーHSが35前後)であれば他社のモデルを薦めます。 参考になれば。2024/2/13(火)12:11ヴァル
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ロイヤルコレクション/BBウェッジダフリに強いと噂のウェッジです。 工房に試打モデルがあり、面白そうなコンセプトだったので、作ってみましたのでレビューします。 見た目。 構えると一見、普通のプロモデルウェッジです。 ストレート気味のリーディングエッジ、やや丸目のフォルムに、フェースミーリングが施されており、お助けクラブって感じはしません。 普段、ボーケイを使ってますが、違和感なく構えられます。 バックフェースデザインは、うるさすぎず…といった所です。 ソール側には深い溝、そこからほぼ直角に飛び出たソールがあり、これがダフリに強い理由らしいです。 その理屈はHPで確認してください。 打ってみます。 練習場のマットの上では、非常に滑ります。 抜け感がよく、大きめにダフっても抜けてくれる印象です。 今度は芝の上で色々打った感想です。 ・フルショット〜ピッチショット。 スピンはそこそこに入るし、ダフる事に関しても寛容だと思います。ヘッドスピードが出ている状態だとこのソール機能は活かしやすいと感じました。 ・グリーン周り 短いショットでヘッドスピードが落ちると、ソールの機能は活きなくなる気がしました。 ラウンドソールでない事が、難しさを生んでるのかも知れません。ロフトを立てたりすると刺さりやすくなるし、ハンドレイトすぎると跳ねる感じも出てくるので、操作に対する汎用性は高くないかなと感じました。 ライ(傾きと芝目)とアドレス(ハンドファースト、ハンドレイト)がキッチリ合えば、刺さらず抜けるは、体現できます。 ・バンカー フェースを開かず打つと効力を発揮します。 地面に当たった際、下ではなく前に進もうとする力が発生する為、硬いバンカーはそのまま打てば、球を拾いやすいです。 フカフカの場合は、多少開く必要があると思います。 ・総評 お助けクラブではあるが、魔法のウェッジだではないので、ソール機能に過度な期待はしてはいけません。 普通に扱ってミスした際に、「助けてくれるかも知れない」程度で考えておく方がいいでしょう。 プロモデルウェッジ使用者でも、特に違和感なく使える点は高評価できます。 ただ、開いたり閉じたり、立てたり寝かせたりと、操作を入れて操りたい方には向かないと思います。 いつも同じ様に構えて、アプローチをシンプルに打ちたいのであれば、検討してみても良いかも知れません。 参考になれば。2024/2/5(月)11:29ヴァル
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テーラーメイドゴルフ/Qi10Qi10 MAX ドライバー試打してきました。 スリーブが過去モデルのステルスなどと同じなので、新作試打の状態からカスタムシャフトが試せる時代になったのは良い事ですね。 テーラーの2024モデルとなるQi10シリーズ。MAXはその大慣性モーメントモデルです。 10Kと宣伝されてる事から、PINGのG430 10Kの対抗馬ですね。 同じ10K…という言葉。密約でもあったんですかね…。 見た目から。 まず、デカいですね。G430 10Kそうでしたが、460cc以上に感じます。 このMAXは今までのテーラーメイドのモデルとフォルムが大きく違います。 洋梨っぽい感じは薄れ、丸型ヘッド。重心を少しでも後ろに…という感じが現れてます。 クラウン部分は、パッと見ると光沢ブラックです。よく見るとカーボンなのですが、ちょっとクラシカルな感じになりましたね。 ポンっと置くとフェースは開かず、まっすぐ向きます。 トップラインのフレームがなくなり、青色のカーボンフェースとの境には、白色のラインが引かれています。 ストレート弾道を意識させる作りです。 キャロウェイ、PING、テーラーの大手外ブラが揃って新作を出しますが、完全新作なのはこのQi10だけなので、ガラッと変えてきたな…という印象です。 打ってみると、かなり易しい作りなのでは??と感じました。 捕まりがよく、スピン量も多め。ドローでも3000回転を越える弾道が多かったですね。(ベンタスブラックだと流石に3000以下でしたが。) G430はハードヒッターでも扱える仕様に感じましたが、こちらはアベレージヒッターが易しく飛ばせる感じがします。 3機種出ますから、ターゲット層を分けているのかもですね。 十数球打ちましたが、ドローの傾向が強いです。ヘッドが自然にターンしてくれて、良い意味で超大慣性モーメントらしさをあまり感じないですね。 打感としては、少し硬めかな…と。違和感があるほどではないですが。 総評として、MAX、ノーマル、LSと打ちましたが、全てにおいて「易しめの設定」というのが印象的でした。 大慣性モーメントながら、あまり右に抜ける感じはせず、捕まりを意識したモデルだと感じます。 スピンが結構入るので、アッパーに当てられる方や、スピンを稼ぎづらい方には合いやすそう。大慣性モーメントドライバーはターンさせづらい。と感じるアベレージヒッターから、女子プロ、女子アスリートにまで、ハマりそうなスペックだなと感じました。 参考になれば。2024/1/20(土)18:42ヴァル
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藤倉コンポジット/スピーダーTR ハイブリッド発売からしばらく経ってますが、良いシャフトだと思います。 満点を付けます。 マットブラックな渋めのカラーリング。 ドライバー系のSPEEDERと同じく、SPEEDERの文字がちょっと派手すぎますが、青っぽく光沢感のある色合いはカッコイイと思いますね。 シャフトの特性としては、硬めでハリがあり、しっかり感が強い。振動数以上に硬く感じます。 UTは捕まると事故(OBやトラブル)になりやすいが、このシャフトは左に行かないのが最大の特徴。 先端が硬く、ヘッドのインパクトロフトが変わりづらい為、縦の操作性が高めです。 同時にスピン量を抑えられる事と、打ち出し角度を上げる補助も少ないので、自分で球を捕まえて、上げられる上級者向け。 左に打ち出せるフェーダーと相性が良さそうですが、スライサーや初心者は敬遠した方が良いでしょう。 変な動きをしないシャフトの為、ヘッドの特性がまともに出ます。ハードなUTヘッドと組み合わせると難しくなりすぎる面もあるので、易しめのヘッドと組み合わせた方が扱い易いかも知れないです。 扱い慣れれば、安心感が極めて高いUTシャフトだと思います。 左へのミスで悩んでるなら、一考の余地あるシャフトです。 参考になれば。2024/1/20(土)07:35ヴァル