アルシビストさんのQ&A回答履歴
アルシビストさんのQ&A回答履歴
841〜870件/2,931件
-
クレイジークレイジーFW80には、2種類あって、最初のものは、トルクを抑えた弾き系シャフトです。かなりヘッドスピードのある人向けですね。ボールをきちっと捉えて高さも出せる人向けです。もう一つは、クレイジー社からニューアートスポーツ社に代わってから発売された。regenesisクレイジーFW80です。こちらは、デザインこそよく似ているのですが、トルクが3の後半から4台と多めで、対象者を増やしていますね。ヘッドスピードも先のモデルほどではありません。 質問者様が見つけたシャフトはどちらなのかわからないのですが、私は後者のシャフトは、試打したことがありませんので、そういう前提でお読みください。 余情残心2020/11/21(土)12:05
-
オーバースペックかアンダースペックかオーバースペックかアンダースペックかの目安を何で分けているのかわかりません。シャフトフレックスなのでしょうか。シャフト重量でしょうか。それともウッドならロフト角表示をもって判断しているのでしょうか。それによって答えは変わります。 ・シャフトフレックス、シャフト重量の場合 オーバースペックでシャフトの撓らないものを何とかしようと思うと、スイングが崩れてしまうことにより、後々のダメージが大きいように感じます。柔らかいシャフトなりにスイングスピードをコントロールする技術を身に付けると、ゴルフ自体の総合力にプラスになります。 。ロフト角の場合 これもロフト角が少ないと、ボールを意図的に上げようとする余計な動作が加わります。むしろ、ロフト角の多いものを低く打ち出す練習をすると、うまくすればハンドファーストインパクトが身に付いて、振り回さなくても飛距離アップに結び付いたりします。 余情残心2020/11/21(土)09:38
-
練習用兼将来使用予定のアイアン購入についておそらく、スィートスポットが狭いアイアンで練習したほうがスイングの精度を上げるのに役立つとの発想でしょうか。そうであれば、その答えはノーですね。過去のアイアンの論議から、キャビティバックのアイアンの出始めの頃に、キャビティアイアンを使うとアイアンが下手になるというもっともらしい考え方が割とありました。結局にところ、キャビティバックであろうが、マッスルバックであろうが、豊富な練習量で手に馴染ませるに越したことはないというのが結論だと思います。 マッスルバックのMP67がよいと思うなら、今まで使っていたアイアンを売却し、買い替えたほうがよいですね。そして、手に馴染むほどにとことん練習することです。 余情残心2020/11/21(土)09:25
-
ユーティリティとアイアンの適正重量差の考え方についていずれ5UTを入れ、テンセイCKプロオレンジの80を入れるとした場合、そこで5iとうまく距離の階段を作れるとしたら、大体、この5UTは375gくらいになります。これは、現状の4UTと同じヘッドと仮定した場合でヘッド重量+5g、シャフト重量はシャフトカット差し引きで+9gだろうと見積もっています。そして、質問者様にはFWの重量に関する記載がないのですが、これも60g台のテンセイ CK PRO オレンジだとしたら、330g。こうやってみると、FW-4UT-5UT-5iは、ざっくり30g台の重量差になります。そう考えると、4UTの360gも悪くないようにも思えます。 ですが、あくまでスタンダードに同じスイングテンポで振りやすいかどうかで決めたほうが良いですね。重量フローには±10gくらいの許容範囲はあると思います。(ただし、質問者様に適したシャフトフレックスという前提) 試打1回では決めないほうがよいですね。体調、スタンダードに振っているつもりでもそうでなかったりする心理状態、試打シミュレーターの誤差、さらに試打クラブと実際に購入するクラブとの個体差もあるので。お店には迷惑かもしれませんが、じっくり時間を掛けてクラブを選定するのも楽しみのひとつです。 余情残心2020/11/19(木)16:21
-
ボールに合わせてしまう・・・振り切るために、今でも「ボールの先に仮想のボールを設定して打て」とか左肘を曲げないような器具を勧めたりとかよく見掛けますが、私にとって一番参考になったのは、吉田一尊さんの「HONDA GOLF]lesson1の足でブランコを漕ぐようにするという動画です。ドライバーのグリップエンドを指で挟んで吊るし、両足で漕ぐと、クラブヘッドの動きがだんだん大きくなるというもの。これにグリップやリストを今までより柔らかくしていると、ヘッドが走り、振り切れます。練習では、最初は空振りでも構わない、ボールを当てに行かないという気持ちで臨むのがポイントです。 余情残心2020/11/18(水)09:21
-
軽いシャフト私の過去の苦い経験では、モーダス120Xの三浦技研アイアンから同105Sのピンiブレードに変更した時、重量差が平均17gあり、手打ちにならないようにするのに3か月以上かかりました。最初は軽くて楽だったのですが、スイングのテンポが速くなり、リズムを崩してミスショットを重ねました。ですから、一度に10g以上の軽量化は、スイングを改めて見つめ直すよい機会かもしれませんが、不調の原因になったりする可能性もあることを考えておく必要がありますね。 結局のところ、軽いものを重く振ることで私の場合は解決しましたが、ここ一番でフルスイングできないので、もう少し重めのアイアンに買い替えることになりました。質問者さまには、私のような遠回りをしないようじっくり選んでください。 余情残心2020/11/16(月)21:07
-
ユーティリティおすすめ シャフトシャフトの特性のみコメントします。まず、gostですが、私も愛用していますが、このシャフトは、日本シャフトのHPでもスチールシャフトのジャンルに入れているとおり、表面を触れるとステップの凸凹の感触があるので、軽量スチールをしっかりさせるためにカーボンでコートしたものと考えてください。カーボンコーティングがしっかりしているので、フレックスSでも、ドライバーでのヘッドスピードは45m/s以上あるとよいですね。TIP径が350の細めのものもありますが、多少柔らかく感じますが、基本性能は370と同じです。 テンセイについては、ウッド用の芯があって、撓り戻りがシャープな感じと違って、撓り戻りがまったりとしています。多分、先端重量があるからではないかと思います。 TOUR AD DIなんですが、これもウッド用のしっかりな中にも先端がしっかりしていて暴れない感じと違って、重量帯になればなるほど撓らないです。従来型のカーボンシャフトの作りなので、全体的に硬めに出来ています。 いずれにせよ、試打して実感していただくのが一番です。 余情残心2020/11/16(月)09:50
-
クラブ重量について総重量セッティングの肝は、スタンダードなショットを同じテンポで振りやすくするためにあります。ドライバーは、クラブの長さから速く振るにはマイナス要素ですが、クラブヘッドの重量は、セットの中で一番軽いので速くふるにはプラス要素です。逆に短いクラブはクラブ長が短いので速く振るにはプラス要素ですが、ヘッドはドライバーより重いので速く振るにはマイナス要素です。従って、同じようなスイングテンポで振りやすくするには、総重量とクラブ長の整合性が必要ということですね。 ところで、ドライバーと5Wとのヘッド重量差は、25g前後(2018重心ハンドブック完全版の平均値による)、ドライバーと4Uとのそれは40g前後(同ハンドブック)となっています。メーカーで多少のバラツキはあるものの、これはメーカーの経験値からくるものです。このヘッド重量差に、シャフトの重量差を加えて果たして最適重量差になるかどうかですね。 総重量セッティングは、セットの構成からクラブを何本か抜いても同じようなテンポでスタンダードなスイングがしやすいかどうかで決めます。 軽すぎれば速く振りすぎてしまう、重すぎれば振り遅れるということなので、最適総重量にはかなり許容幅があります。 問題のUTのシャフトですが、まずドライバーの303gが最適な重量なのかどうか、ショップの試打でいろいろな重さのドライバーを試打し、主にミート率(スマッシュファクター)に注目します。そのうえでFW、UTと試打し、UTの最適重量を探るのが、時間はかかるけれども間違えない方法だと思います。 余情残心2020/11/15(日)15:48
-
クリークとユーティリティどちらを使う?クラブ長で約2インチ、ロフト角で1度〜2度の違いがあるので、私の場合は、距離差があるのでクラブセットにいっしょに収まっています。 クリークに距離で競合するのは2Uでしょう。それなら2Uは選択しないですね。重心深度が深くて低重心の効果が大きいのはクリークだからです。使い勝手が違いますね。 余情残心2020/11/14(土)18:54
-
三浦技研のアイアンを試打したい!三浦技研のHPから、ショップリストをクリックすると、県別の店舗案内が表示されます。茨城県も千葉県も複数あるので、掲載している店の電話番号で、目的のアイアンの試打クラブがあるか確認されてから行かれてはいかがですか。 余情残心2020/11/14(土)14:44
-
T100Sの純正グリップの太さ確証はないのですが、ゴルフグリップは、まず、キャップを芯金に付けて、インジェクション成形機に取り付け、ラバー減量を流し込み、高温成形するということのようです。取り付けるキャップサイズが違うとグリップエンドに向かうにつれて太さ加減が変わります。また、グリップの溝パターンが違うということは、金型自体も違うので、握った感触も変わると思います。さらに、個体差として一般的に公差±2gというのもゴムの厚みに影響すると思います。 余情残心2020/11/14(土)09:46
-
アイアンシャフトウェッジのDGS200はともかくとして、ピンのTOUR173-65がしっくりくるということは、先端剛性がしっかりしたものがよいということなので、候補に掲げた中では、モーダス105だろうと思います。NS950に15gもの重りをどこに取り付けたかわかりませんが、105は950のように先端は走りません。 気になるのは、質問者様が、望む総重量のクラブになるのかどうか。現状のゼクシオフォージドの5番アイアンの総重量では、15gの重りを加えても400g〜410gくらいで、これが最適重量なのかどうか。このあたりは試打で決めたほうがよいですね。 余情残心2020/11/13(金)19:43
-
スイングがわからなくなる現象ジョギングなどで足腰を鍛えると、そういった現象は消えると思います。実はコロナ禍の前までは、ジムで鍛えており、ランニングマシンも利用していましたが、感染を恐れジムを止めてから、家でできる柔軟や筋トレのほかに、毎日ジョギングするようになりました。その結果、それまで上がり3ホールでショットのリズムが悪くなるのを年齢のせいにしていましたが、ジョギングの頻度を上げることで、下半身は疲れなくなりました。結果にも表れています。 是非、毎日のジョギングをお勧めします。今のコロナ禍では、近くに人がいなければマスクを外し、近くに人がいればマスクをするという煩わしさはありますが。 余情残心2020/11/13(金)09:50
-
ウェッジの重量と長さについて以前、ピンのウェッジを残して、国産のアイアンに買い替えるときに、長さが逆転することに気づき、アイアンのシャフトをカスタム発注する際に、アイアンシャフトを通常より0.25インチ長くして発注しました。フルスイング前提で距離の階段を作っているわけではないので、ましてウェッジは距離コントロールが主なので、拘る必要性はそれほどないとは思うものの、気分的なものですね。クラブによって距離感や球筋など、影響を受ける要素は大きいのも事実。それじゃあ、緻密なプレーぶりかというとそういうこともないので。 ウェイトフローについては、ウェッジと言えど、結果的に総重量セッティングになっています。アイアンのシャフトは110gモデルにしていますが、ウェッジのシャフトはモーダス105をモーダスウェッジ115にリシャフトしました。本来なら115までのシャフト重量は必要ないのですが、キャロウェイのJAWS5は、ボーケイなどと比べるとヘッド重量が軽めで、今は総重量が460g台で、バランスの出すぎない、やや出っ歯系のウェッジが自分には使い勝手がよいというのが一番の理由です。 余情残心2020/11/13(金)09:35
-
スピンのかかりにくいウェッジorシャフトダフるとスピンがかかりませんよね。ダフることを前提にソール形状を設計しているウェッジとしては、ピングライド3.0のEYE2ソール、フォーティーンのC036フォージドがあります。ダフリ許容の気持ちで多少スピンが抑えられると思います。試打してみてください。 余情残心2020/11/11(水)15:01
-
Zelos6,Zelos7について経済産業省が管轄する一般社団法人 製品安全協会で、ゴルフクラブに関しては1993年にSG基準を定めていますね。子供用、女性用と使用対象者を明示した上で、スチールとそれ以外のカーボンを含む素材別に曲げ、ねじり(トルク強度)、へん平試験を行って、使用安全上の数値基準を設けています。ただし、使用対象者以外の人が使う場合は安全を保証していません。無論、クラブ本来の使い方限定です。これをクリアしないと、外ブラも日本では販売できない仕組みです。詳細は以下のとおりです。 https://1337aa23-aaa6-41bc-ae68-70b326df477a.filesusr.com/ugd/c4350a_c75d501fc8814ba0b1e9d3022b94064a.pdf 余情残心2020/11/11(水)06:55
-
ラウンド時のアイアンのトップについて練習場と違って、ラウンドではボールの行方が気になるものです。ボールから目が離れるのがいつもより早いと質問者様のようになりますね。特にスタートホールでは気を付ける必要があります。 もう一つの原因として考えられるのは、練習場のマットはダフると手に衝撃が来るので、無意識のうちにすくい打ちのようになっている。その場合は、練習場のマットの左端にボールを置き、ハンドファーストを崩さない、ボールのあった場所を、打った後もちょっとだけ見続けるという方法があります。 芝生を傷つけたくない気持ちを断ち切るには、一度、しっかりターフを取ることをお勧めします。もちろん、ターフ跡は飛んだターフと目土で修復してください。芝生は言わば雑草の一種なので、たくましく再生します。 余情残心2020/11/11(水)06:34
-
ウェッジのセッティング私なら、RTX4フォージドの50度をもう1本買って、工房で47度にしてもらいます。ロフト角を減らすと、バンス角が減って、FP値も減りますが、ロフト角の少ないウェッジはバンス角は7度か8度あれば十分ですし、同ウェッジのFP値は、出っ歯系で5.9mmもあるので、多少減っても違和感はないでしょう。ウェッジのヘッドも同じメーカーの同じ種類なので機能的もシリーズ化されてよいでしょう。 余情残心2020/11/10(火)07:05
-
Project X LZ 6.0の重量帯にあうウッド系シャフト1.重量帯について 総重量セッティングを心掛けている私なら6Sを一応選択します。 2.プロジェクトXLZ6.0とマッチングの良いウッド用シャフト XLZはどちらというとフェードが打ちやすいので、ウッドのヘッドにもよりますが、フェードをうちやすいシャフトなら、ディアマナDリミテッドが一番かな。 3.3Wは70Sか60Xか 選択したシャフトの種類にもよるけど、迷った時はトルクで選んでください。トルクで3台前半と2台後半では、打感も実際のボールの伸びも一段違うと思っていてよいです。ディアマナDリミテッドなら60X、60Sでもよいと思う。BBならどちらでもよいけど、ドライバー6Sなら3W6Xよりは7Sを選択するかな。これもヘッド重量による。 本当は、ドローでなぜスピン量が3500CPMなのか、自己分析のコメントがあると回答にも広がりが出てくると思います。ですが、3500CPMは特に良くない数値ではありませんね。ノーマルの範疇です。 余情残心2020/11/9(月)11:36
-
グリップの仕方追記 ショットのグリップでしたか。失礼しました。両手の間隔が空くと、グリップとの接触面積は増えるのですが、やはり、支点が分散する動きになります。パットと同じようにどちらの手が中心になるか、間隔を空けると右利きの方は右手を使いすぎる傾向にはなります。ただ、非力な方はそうせざるを得ないということもあろうかと思います。 ショットの場合は、両手の間隔を空けて握るともうひとつ問題があり、アドレスで右肩は必要以上に下がり、ダウンスイングではダフリを恐れて、左肘を曲げてしまう傾向があります。中にはダウンスイングで沈み込み、そのあと伸び上がってインパクトする人もいます。グリップの影響はそれだけスイングに与える影響が大きいということですね。 グリップエンドは多少余さないと、ヘッド挙動が安定しませんし、ダウンブローには打ちにくくなりますね。 余情残心2020/11/8(日)17:41
-
グリップの仕方左利きで右打ち、クロスハンドの私が、パットのグリップについて語るのはちょっとどうかとは思いますが、いろいろなグリップのプロセスを経て現在に至っている点で少しだけ参考になることを語れるかもしれません。まず、両手の感覚を詰めると、パッティングの支点が1点に近くなるので、スムーズな振り子のストロークをしやすいと思います。問題はインパクト時のフェイス面のブレをどの程度抑えられるか、グリップ圧によってその日の調子が変わります。 両手の感覚を離すと、距離と方向性に関わる右手と左手の役割を習慣的に明確にする必要があると思います。右利きの人は右の出来と左手の握る力加減によってその日の出来は変わると思います。 そのほかにもパットの調子を大きく左右するのは、肩のラインを常にスクエアに構えられるか、また、一定のクラウチングの深さによってストロークできるか、一番安定するクラウチングができるとしてパターの長さや重量が自分に合っているか、特に重さを感じる側のゴルファーのほうが日々感覚が変わるので悩ましいです。 余情残心2020/11/8(日)05:17
-
スイングバランスについて最適バランスには幅があります。私の長いゴルフ経験からすると、バランス2の幅は完全に許容範囲です。バランス測定方法でも今は14インチ測定ですが、以前は12インチ測定も混在していました。その程度のものと割り切ったほうがよいですね。そうしないと、鉛でバランスをそろえようとすると、1g鉛貼付みたいになり、使っているうちにすり減ってしまいそう。神経質になる必要はないです。おおらかに行きましょう。 余情残心2020/11/7(土)16:53
-
フライングエルボー私もゴルフを始めて10年近くフライングエルボーの癖に悩みました。バックスイングの軌道を右腕でなぞるので、完全手打ちになります。右肘を支点に出前持ちのようにクラブを上げるのが正しいとされていましたが、これはヘッドが重かった昔の話。ジャックニクラス全盛のレッスン書に、アドレスで構えた時にできる両腕の三角形を崩さないようにテイクバックすると、必然的にフライングエルボーになる。ところがこの教えニクラスのみで、しかも両腕で作る三角形を崩さないことになんら意味はないことに後年知ったときには、スイングの癖として固まりつつありました。今は前傾の角度に対してスクエアに、右脇はアウトサイドにも必要以上にインサイドにもならないように締めるくらい。このアバウトな幅の中で自分に最もしっくりくる位置を見出して馴れていくことですね。私の場合は、なくて七癖で、忘れた頃に不意に出るので時間がかかりました。がんばって治してください、より楽しいゴルフのために。 余情残心2020/11/7(土)16:47
-
振り心地の数値化試打マニアとは言いませんが、試打は好んでします。そうすると、振りやすさというより振り心地、この主観的かつ感覚的な「振り心地」のよいクラブは自分にとってどんなものだろうかとずっと考えてきました。 例えば、試打結果が良くても、何がよいのかは分析してみるとして、振り心地のよくないクラブは買わないです。それは多くの場合、クラブ重量が軽いか重すぎるか、ヘッドが利いていない、シャフトが柔すぎるか硬すぎるか、そして感覚的な要素がまたも入りますが打感、見た目(構えたときのフェイスの向き)。これらをクリアして飛距離と方向性がよければ買います。 振り心地を再度箇条書きにして改めて考えると以下のとおりになると個人的には思います。 ・クラブ重量とヘッドの利き ヘッド重量、シャフト重量、グリップ重量、シャフトのフレックスはヘッドの利きに関係する。ただし、最適バランスには結構許容幅がある。メーカースペックにはヘッド重量の表示が少ない。 ・シャフトの硬軟 メーカーフレックス表示は統一されていない。振動数も一応の目安にはなるけど表示しないところが多い。だからトルクを目安にする。トルクはシャフトの捻じれに対する抵抗力だから打感にも影響する。 ・打感 これは打ってみないと全く分からない。打感の大きなウェイトを占めるのは球離れの速さ。ヘッドスピードやボールのコンプレッションも影響するけど、フェイスが粘るのか弾くのか、いずれにせよ1000分の何秒の世界の話。これを数値化するとしたら、例えば、コンプレッション85のボールでヘッドスピード○○m/s、フェイスとの接触時間◯/1000秒と表示するしかない。でも◯/1000秒が、自分の好む打感なのかどうかという感覚は養わないとならない。また、シャフトの先端剛性の高いシャフトの中には、打感に影響するものがある。 ・見た目 自分はフッカーなので、構えてフェイスが被って見えるクラブは選ばない。シャフトのラインからフェイスセンターが前に出過ぎるオンセットも後ろにあるオフセットも気になる。FP値という指標があるが、アイアンでは多少表示しているところもあるけれど、ウッド類はほぼない。 ・その他 振ってみたら、結果が違う要素として重心角がある。球筋に影響するのは重心距離よりも重心角が大きい場合があるが、メーカーではほとんど表示しない。 このほかにも振り心地の要素はあるとは思いますが、こうなると、この指標をみればズバリというものはないですね。試打を繰り返して養った感覚をたよりに、試打前に試打対象を絞り込むくらいしかできないですね。そうしないと遠いショップまで何度も何度も足を運んで、運悪くあまり優秀ではないフィッターに翻弄されるなんてこともあると思います。 余情残心2020/11/6(金)10:24
-
ドライバー、アイアン、ウェッジの流れのバランスについてクラブに正解はないのでしょう。日々、調子が変わる生身のゴルファー側にも原因はあるのでねえ。ですが、質問者さまの球筋を統一するという着眼点は面白いですね。 クラブ重量、キックポイント、振動数の3点を重視したとのことですが、私なら、まず、クラブヘッドの重量と重心角、FP値のデータを収集できるだけ収集します。その上で、シャフトは重量、トルク、先端剛性のデータも集めます。それを組み合わせたクラブ重量ですね。あとは試打あるのみ。いくらデータを集めても、試打する前にイメージしていたものと実際の試打では球筋が違うなんてことは結構あります。キックポイントや振動数は試打で一振りすれば済むのですが、最適重量のイメージは、10g程度の幅を持ちながら試打クラブの絞り込みをしています。そうしないと試打だけで疲れてしまいます。希望どおりの試打クラブがないことも多いですけど。 メーカーのフレックス、キックポイントの表示もいい加減ですが、ヘッドと組み合わせるとまた変わってくるというのも悩ましいですね。その一方で、ショットの解析技術が進んでいて、実際に打った時の打感だけではなくボール軌道、スピン量、打ち出し角、ミート率まで試打で表示されるので、打音とスィートスポットの広さを除いて間違って買ってしまったということは少ないかと思います。打音は室内と外ではかなり違いますし、試打計測には時間の制約があり、正しいデータもほしいため、なるべく芯を捉えたショットを打つようにします。オフセンターショットは偶然あっても無視しがちになるからです。 最後に球筋を統一するのはよいのですが、実戦では200ヤード前後で1本、持ち球の球筋を緩和させるクラブがあると、結構スコアメイクにもなると思います。 余情残心2020/11/4(水)09:57
-
PGAツアー選手のラウンド前warm-upルーチン1日36ホールを肉体的に軽くこなせるツアープロにとっては、100球や200球の練習は、アマチュアの50球にも満たないと考えてよいのだろうと思います。ただ、クラブ毎のスイングの微調整を50球で済ませることはできないので、体をほぐす程度ということでしょう。むしろ、ラウンド終了後の反省を込めての練習場行きのほうが効果はあると思います。疲れた体にこそ、悪い癖は出やすいからなおさらです。 ところで、日本のゴルフコースには、土地の制約からか、練習場を併設していないところが意外にあったりしますね。交通渋滞からスタート時間ギリギリに到着した場合もですが、対処法としてSWで50振りすると、体も一応ほぐれるという話を聞いたことがあります。坂田塾の塾長が雑誌に書いていた記憶があります。やはり、スイングの微妙なところまで目が行き届かないアマチュアは、素振りで体をほぐす、パット練習はじっくりがよいのではと思います。練習グリーンと本グリーンと随分違うなんてこともありますが。 余情残心2020/11/4(水)09:06
-
軟鉄鍛造とステンレス鋳造鍛造と鋳造についての一般的なイメージは、過去のものから来ているように思います。鍛造は打感が柔らかいというけど、鍛造の回数を増やし過ぎると、ステンレスかと思うくらい弾くような打感になります。鋳造も添加剤の開発によって、以前ほどす(気泡)が入らず、ある程度曲げが可能になってきました。素材の軟鉄の炭素含有量によっても打感は変わります。炭素含有量が増えるほど、打感は硬くなり脆くもなります。 日本のゴルファーは鍛造好きで、海外ではそれほど製造工程に拘りはないといいます。面白いのは、昔、クリーブランドがツアーアクションシリーズでアイアンも製造販売していた頃、日本人ゴルフファーがフォージドに弱いということから、鋳造ヘッドを1回だけ鍛造工程を経ることで、フォームフォージドアイアンと称して販売していました。 飛び系軟鉄鍛造モデルもいくつかありますが、かつての軟鉄鍛造かステンレス鋳造という二極化から、今は、軟鉄とは違う異素材を部分的に使った複合ヘッドで、スィートスポットを広げ、打感と飛距離も確保するのがトレンドとなりつつあるのではないでしょうか。ヘッドがウッドほど大きくないので、いろいろ技術と工夫をしても費用の割に効果は途上という状況に思えます。これからもっと優れていて易しいアイアンが出てくるのではと個人的に期待しています。 余情残心2020/11/3(火)13:46
-
FUJIKURA COMPOSITESという表示について教えて下さいOEMは、ゴルフ用品界に限らずよくあることですね。共同開発になると、他のシャフトブランドの名前が入って、クラブメーカー用の仕様になっているものをよくみかけますが、かつてはダブルネームというのもありました。かと思えば、ピンの純正シャフトの中でも日本仕様のものはUSTマミヤがOEMで生産している(確認したわけではありません)場合は、製造会社のUSTマミヤの名は出てきません。ワクチンコンポもこのケースなのでは。企画設計はグラビティ―で行って、製造はフジクラの工場ということ。まさかグラビティ―の会社所在地の港区東麻布でカーボンシートを芯金に巻き付けているとは思えないので。 余情残心2020/11/1(日)19:35
-
パッティング時のスタンスについてどのようなスタンスでもパターヘッドの軌道とフェイスの向きで狙った方向に転がっているかどうかです。よく見落とされるのは、肩のラインがスクエアかどうか、下半身を使わないパットはどれだけスクエアに構えられるかだと思います。 スタンスですべきことは、両足踵のラインがスクエアかどうか。左足つま先の開き加減でまどわされてはいけません。また、グリーン上でいちいち踵の位置をチェックするとスロープレーになりますので、普段、部屋でチェックしてスクエアに立てる練習をしましょう。 肩のライン、踵のラインが平行で、あとはパットの軌道を整えると、入る入らないは別にして、パッティングラインの読みとタッチに集中できます。パッティングは自分自身でもショットに比べ数段下手ですが、スクエアにはなんとか立てるようにしています。そうすると、次のホールのグリーンまで雑念を持ち込まなくてすみ、1ホールごとに諦めがつくように思えます。 余情残心2020/10/31(土)17:37
-
中級者向けアイアンについて打感については、ホンマ、スリクソン,ピン、プロギアの順。操作性はピン、ホンマ、スリクソン、プロギア。やさしさは似たり寄ったり。飛距離では、プロギア、ホンマ、スリクソン、ピンの順。(あくまで個人の試打による感想) シャフトが100g台であれば、プロギアがD3〜D4の仕上がりになると思います。ヘッドが平均より重めなので。 余情残心2020/10/26(月)08:52